B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年8月分

 http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2008/200808.html

● アニメ編

 「月曜日から金曜日の早朝に放映されているアニメ番組が子供に悪影響」という意見が掲載されていたが、全く見当違いの意見としか言いようがない。ペット禁止マンションで動物を飼うのはマナー違反だとしても、この番組のテーマは「子猫(動物)を通した家族の暖かいふれ合い」のはずだ。それに「作者の倫理観を疑う」云々は作者に対する誹謗中傷以外の何者でもない。子供に番組の善悪の判断をさせず、ただ自分の好き嫌いだけで乱暴な判断をすることこそ「子供に悪影響」だと思う。

● 報道・情報番組編

 福島県の産科医無罪判決報道について。ニュース番組の偏った報道にうんざりだ。この亡くなった方は上のお子様を出産された際「2人目は諦めて下さい」と言われていた。設備の整った病院への転院を勧められていたが、なぜかどうしても事故の起こった病院での出産を希望していた。「もう1人ほしい」という事を医師に告げていた。だから医師は始めは子宮摘出を避けた。前置胎盤と癒着胎盤が一緒に起こるのは稀なこと。こういう事を理解しての報道なのだろうか?報道する側は妊娠を経験した方が少ないだろうから出産のリスクが分からない方が多いと思うが、出産経験のある者からしたら一方的に医師を叩きたいだけの報道にしか思えない。他の医療事故とは全く別だと思う。「産婦人科医不足」を声高に報道するのを見るが、それに拍車をかけているのはこのような偏見報道であり、ただ当事者を叩きたいだけの報道だという事をしっかり認識して下さい。こういう事を踏まえた上で遺族叩きや医師叩きにならない客観的な報道をして頂きたい。

 産科医無罪判決に関して、番組の解説員は刑事事件に問われて無罪判決を受けた被告人の責任を論評し、「病院側は遺族側に一切説明をしなかった」「その後も納得のいく説明がなかった」と伝えている。そして「医師側が真摯に理解を求める努力を怠っていては、検察を批判しても理解が得られないのではないのでしょうか」と続けている。この発言の後、解説員は遺族に直接面談していることを番組の中で告白している。この解説員は、被告人である大野病院に取材して「事実を確認した」とは言っていない。これは訴訟という双方の当事者がいるなかで、一方の主張だけを報道し、利害関係の異なるもう一方の当事者の権利や主張を無視した公正を欠く報道であると批判したい。遺族側が理解・納得できなかったから真摯な説明でないと言うなら、理解力の乏しい遺族には真摯な説明などあり得ない。もともと、この事例のように過失責任がないのであれば、それに続く医療行為への非難は全く根拠がない。NHKであればこそ、公正・中立な報道をお願いしたいと思う。

 BJを引用したいところだが、自分が患者になったときに言われるとキツいよね。

 未成年の犯罪報道等で容疑者の卒業写真等をモザイクなどで加工、あるいは幼少期の顔写真をそのまま放送する場面が多々ある。犯行当時の顔を使用しなければ良いという発想からの処理だと思われるが、そもそも容疑者の顔写真を公表出来ないのなら、それらの写真をわざわざ調達して報道するのは如何なものか?氏名を公表せずとも同級生などにインタビューを行い、容疑者の人となりを紹介する場面もよくあるが間接的に容疑者の氏名を公表する手掛かりを提供するだけではないのか?ニュース番組は意図的に氏名、顔写真をネットなどに流す為の手掛かりを提供しているように感じる。

 根本的疑問ですな。卒業文集とか。

 海運会社が管理するパナマ船籍のケミカルタンカーが海賊に乗っ取られたというニュースを見た。その際にアナウンサーが「被害者に日本人は含まれていない」と発言したが、あの一言は腹立たしい。日本人でなければ被害に遭っても関係ない、そんな風に聞こえた。このあまりにも冷めた表現は他民族蔑視と批判されてもおかしくない。国際化が進み、小学校でさえ「世界は友達」と教えているのに、その流れに逆行するかのような表現だと思う。在日外国人は勿論、旅行で日本を訪れた人がもしこのような報道を知ったら、一体どう思うことか。せめて「日本人は含まれていないが、○○人○人が被害に遭われています」などの表現に変えられないものか。ちなみに私は日本人だ。

 乗客の中に日本人はいませんでしたいませんでしたいませんでした……。というか他の国はどう報道してるのか知ってるのかな、日本人。

 私は医療機関に従事する者です。各局のニュースで「医療機関での採血器具の使い回しにより、C型肝炎に感染する恐れがある」と伝えているが、実際には感染の可能性は極めて低く、「器具の使い回しが原因」と実証された感染例は世界で数例しか報告がない。それなのに器具の使い回しでC型肝炎になる可能性が極めて高いかのような報道をしているため、いたずらに不安を煽り、心当たりのある人達をパニックに追い込んでいる。テレビ等のマスコミは医療に関する十分な知識もないまま報道しており、誤解と不必要な不安を撒き散らしている。報道が社会に与え影響を予測してもっと慎重に伝えると共に、冷静に対処するよう被採血者に呼びかけるべきだ。

 かといって可能性のある人を検査しないわけにいかないだろうに。

 首都高タンクローリー横転事故のニュースの中で、事故現場の血痕にズームインする映像が放送された。怪我をした運転手の血を殊更に強調する不快なシーンだった。この場合、怪我人の血を画面に出す必要があったのか。血痕の映像がなくても事故現場の様子は十分伝えることができたはずだ。視聴者に不快感を与える映像を流すことは、放送倫理に反することだと思う。ニュース担当者の倫理観を疑う。

 不快に思うのは勝手だが自分だけの倫理で他人の倫理を疑うなよ。

 某新聞社が英字新聞や英文サイトに不適切な記事(日本を貶めるような変態記事)を掲載し続けたことに対する報道は一部雑誌、番組以外で取り上げられていない。新聞社は紙面、インターネットHPに謝罪・検証を載せたが、これらは英字サイトに対してのみのものであり英字新聞のことには触れていない。しかも英文サイト自体は閉鎖してしまいその記事を読んだ海外の読
がその謝罪・訂正を読むことはもうできなくなっている。ポーズだけで何の効果もない謝罪といえる。この問題を報道番組で一切取り扱わないのは異様なことだ。他業種の不祥事ではどうでもいいようなことにまで批判をして会社がつぶれるまで報道するにも拘らず、同業者の不祥事は不自然なほど報道をさける。このような姿勢は著しく公平性を欠いており放送界への信頼を裏切る行為だ。

 悲しいけど新聞での出来事である以上BPOにできることは限られてるんだよね。

● 五輪編

 テレビ放送は連日、北京五輪やプロ野球の放送をしているが、このような状況下では8月15日の「終戦記念日」の特集も放送されないのではないかと危惧している。広島・長崎への非人道的な核爆弾の投下により終戦を迎えたが、戦後、母が大切にしていた着物を食べ物と交換している様子を見て、私も空腹に耐え一生懸命生きてきた。その世代が現在「要介護」の環境にある。政治に対し、耐乏生活を生き抜いた高齢者を思いやる環境の実現を望むような報道や番組はできないものか。

 どの局も終日北京オリンピックの放送ばかりで飽きるし呆れる。サブプライム問題や景気悪化、グルジア紛争やパキスタン大統領の辞任等、掘り下げてほしいニュースは沢山あるのに「オリンピックで○○が何位」というニュースを金太郎飴のようにだらだら流していて、腹が立つのを通り越して呆れるしかない。しかも民放とNHKが同じものを中継している。民放はアナウンサーやゲストのタレントがやかましく品がない。高い中継料を払っているのだろうが無駄ではないのか。

 私の職業は運転手なので仕事中ラジオを聞く機会が多く、お気に入りの番組もいくつかある。しかし今はどこの局も北京五輪一色に染まり、好きな番組が休止することも多くラジオがつまらない。何もここまで五輪だらけにしなくとも良いだろう。テレビと違い映像のないラジオはもともと競技種目によっては不向きな媒体だ。試合の中継はテレビに任せ、ラジオは最新の試合結果のみを随時伝えれば十分だと思う。私自身、オリンピックに関してはラジオで放送していても聞く気にならず、帰宅してからテレビで見ている。

 アニラジですか?(滅殺)

 北京オリンピック報道に違和感を覚える。定時の昼のニュースや19時のニュースを変更してまで伝える価値があるのか?「たかが」と言っては失礼だが、毎日起こる重大なニュースに比べれば、その後のスポーツニュースの枠を拡大して伝える程度で良いのではないだろうか?特に8月は日本にとっても世界にとっても平和を考える大事な月である。オリンピックに興じている間に「見えない」ところで大事な事が起こっているのではないかと危惧する。特にNHKは常に冷静に報道を優先すべき使命がある。

 とりあえず番組が変更、休止になることについて多数。

 毎度のことだが、お笑い芸人やアイドル、ただ煽るだけの元三流スポーツ選手などを擁して、北京オリンピック中継をバラエティー化するのをやめてほしい。民放のスポーツ中継全体に言えるが、スポーツはスポーツとして放送してほしい。中身のない応援団的なスタンスや、「メダル、メダル」「勝った、負けた」と結果だけに目を向けた民放のキャスターに興ざめし、NHKとBSを中心に見るようになった。民放の中で唯一ある東京キー局のテレビは、元アナウンサーの男性キャスターとトリノ五輪メダリストの女性アスリート、競技のスペシャリストが実にわかりやすく解説し、局アナもうまくまとめ、内容の濃い放送をしていたと思う。無駄を省いたNHKよりも堪能できた。

 「ただ煽るだけの元三流スポーツ選手」って……w

 レスリング男子グレコローマンスタイル84キロ級の表彰式で、スウェーデンのアラ・アブラハミアン選手が銅メダルを投げつけたとして各局のワイドショーで取り扱っているが、実際は投げつけてはいない。マットにそっと置いただけなのに、どこから日本の報道は「投げつけた」になったのか。テレビでこれを投げつけたと伝えるのは誇大報道・虚偽報道ではないのか。

 ※【YouTube】Ara Abrahamian Throws Away Bronze Medal in Disgust Video
 ※【YouTube】Unimpressed Swedish wrestler Ara Abrahamian
 ※【YouTube】Ara Abrahamian Throws Away Bronze Medal
 これを見たら半分の人は「投げ捨てた」とは言わないな、と思った。

 男子ハンマー投げの放送において「室伏選手の5投目」が、実際の競技から1~2分遅れて放送されていたにも拘らず、テレビ画面では【LIVE】の文字が入り、全体としてあたかも【LIVE】であるかのような雰囲気で放送していた。意図的に【LIVE】の文字を入れたとすれば悪質であり、放送に対する信頼が損なわれると思う。【LIVE】でないのなら文字を外すべきで、NHKのように【VTR】の文字を入れて明確に区別すべきだと思う。

 北京の華(?)だった開会式のCG、口パクには触れないんだ。

 北京オリンピック中継で、雨の為トラックが濡れていたことを、日本テレビのリポーターは「床が濡れている」と言っていたが床って何だ?「競技場のトラック」や「フィールド」と言えないのか?屋外なのに「ゆか」とはどういう表現をしているんだ?あまりにも稚拙で、アイドルと称される若いタレントはバカすぎる。また「ゆか」といった表現に対し誰も訂正しないことで、在京キー局のバカさがわかる。こんな放送で良いのか?

 訂正するまでもないような。というか途中から批判対象変わってるし。

 毎日11時前から1時まで放送している番組の今日の話題は、「北京五輪に強力な応援」というふれ込みで、各種競技会や大相撲などでよく見かけるパフォーマンス男を紹介していたが、何のことはない、全国的に顰蹙をかっている老人男性を持ち上げただけではないか。いい歳をした80男の道楽を放送で取り上げたりするから本人を調子に乗せるのだ。この人物は、日頃から民放のスポーツ競技やNHKの大相撲の向う正面で、金色ハットに日の丸の扇、派手な衣装で応援し、その実、単に目立つことをアピールし会場の観客のみならず中継画面の邪魔者として目障りなだけの爺さんだ。それを放送局が話題にするから調子に乗り、あちらこちらに出
するのだ。どこぞの会社の社長か会長の酔狂な行為であって、一昔前なら「いい歳をしたお調子者」と一蹴される存在だ。ネットでは、テレビの犯罪事件報道の影響が云々されているが、このような輩を持ち上げるマスコミの姿勢も非難されるべきだ。民放・NHKともども、世の中の変なものを電波で紹介するという無駄なことは止めるべきだ。もとより、この爺さんにこそ「もっと世の中のためになることをやれよ!」と言うべきだ。また番組には、1年前の石川遼選手への盗聴マイク事件やゴルフ場上空での無断ヘリ中継報道に際し、「責任をとる」と言った司会が相変わらず出演しているが、あの発言は何だったのだ。この民放局は相変わらずのいい加減さだ。

 ひどい罵詈雑言を見た。

● ドラマ編

 番組の次回予告で、制服姿の男女高校生がラブホテルに入り、受付カウンターで「一般人だ」と云って入館するシーンがあった。視聴率を取るためセンセーショナルなカットを取り上げたのであろう。しかし、テレビの影響力は大きいので、一般の高校生たちにこのシーンにあるようなことが世間では日常茶飯事のことであると思わせ、また「高校生ではありませんと嘘を言って入館すればよい」ということを教えていることになる。学校は夏休中でもあるのでこのシーンはカットして貰いたい。私は高等学校の校長をしているが、局に電話をしたら「お伝えします」と言うだけであった。おそらく何も変らないだろう。

 緊急集会で訓示でもしたらどうでしょうか校長。

 刑事ドラマの番組宣伝で、包丁で人を刺す場面が放送された。番組の内容まで規制することはないにしても、番宣では殺人などの場面は使わないようにしてほしい。

 んー、なんとなく率直な意見と受け止められるな。なんでだろ?

 ケータイ小説をドラマ化した東京キー局のホームページのサイトに、「2500万人が涙した真実のラブストーリー」という宣伝文句が載っている。駅に貼られていた番組ポスターにも同じ文句が書かれていた。この"2500万人"の根拠をキー局に訊いたところ、ケータイ小説へのアクセス件数だという。でも、これはおかしい。同じ人間が複数回アクセスしたケースも当然あるはずだから"2500万人"という数字は正しくない。"2500万人"といえば日本人の5人に1人が涙したということで、そんなことはあり得ない。事実無根も甚だしい。つまり、この宣伝文句は視聴者を騙す誇大広告、詐欺広告であり、倫理に反したものなのだ。BPOは当該局にこのことを指摘すべきだ。

 JAROか公取委にどうぞ。

 ドラマ番組(A)。夕方4時前から「親子のための完全総集編」が放送された。小学校高学年の子供が「お母さん、ひとりエッチってなあに」「経験が少ないって何の経験なの」と聞かれて初めて知った。このドラマの前宣伝を見て、子供には見せないと決めていたが、番組は夜の10時からの放送なので、子供が見ることはないと安心していた。それなのに、夏休みのこの時間に総集編を放送するとは何事ですか。それも「親子のための総集編」とはどういう意味ですか。テレビ局もドラマを放送する時には、放送時間帯と内容を考えていると思っています。このドラマだって夜遅くの放送だから、この内容なのではありませんか。それを「総集編」として小学生でも見られる時間に放送することの良し悪しを考えないのでしょうか。

 笑ったw できすぎてて……

 ドラマ番組(B)。映画でも話題になったケータイ小説が原作のドラマだが、ゴールデンの時間帯で"レイプ"と"人口中絶"を推奨するようなドラマを放送して欲しくない。多くの子ども達も見ている。あの内容を流すのならせめて深夜枠にする等の配慮ができるはずだ。映画が放映された時も年齢制限を設定しなかったことが問題になった。あのような内容は子供に間違った性知識を与える。最近は未成年による性犯罪も増えているし、それを助長するような内容は好ましくないと思う。放送を自粛、せめて時間帯を遅くする等の対応をお願いしたい。

 結構あるのね「人口中絶」(「人工中絶」だかんね)

● 猥褻編

 BS(再放送)。小学生の子供と一緒に見ていたが、クレイアニメで人形がセックスをするシーンがあり慌ててテレビを消した。子供に「何故消したのか」と聞かれたが、低学年の子供には性についての説明はまだ出来ない。この番組は本来は大人向けで夜中に放送されている。昼間に放送するのはいかがなものか。新たな視聴者を増やしたいからなのか。昼間は多世代がテレビを見ている。放送局の都合ではなく、視聴者のことを考えて放送することを願う。

 視聴者のことを考えて昼にしたんだと思うんだけどなぁ。

 ラジオ局。番組ではセックスについての卑猥な言葉が露骨に出てくるので局に注意を喚起した。2週間後の番組の冒頭で、「この番組は18歳未満の聴取者に不適切な表現が使われますので、18歳未満の方は9時28分まで聴取を控えてください」という放送があった。これでは18歳未満の人にかえって興味をそそらせる事になり、大変不快な気持になった。

 どうしろと(ry まぁ止めろと言うんだろうけど。

● CM編

 探偵物の映画を見ていたのですが、映画本編とCMとの音声レベルの差が大きすぎます。従来よりこの放送局では、CMの音声レベルを上げる事により注目を集めるという方法を取ってきていますが、今日は特にひどすぎます。CMのたびにミュートしていました。だいたい映画本編とCMとの音声レベルを変える事自体に反対です!デジタル放送に切り替わり、音声レベルの調整にも基準を設けて、各局がその基準内におさめる事は技術的には容易になっていると思います。この際、音声レベルの明確な基準を設けてみてはいかがでしょうか。

 あまり気にしたことないなぁ。声優の声は聞き分けるのにw

 映画の宣伝が昼夜問わず放送されている。しかし、この作品はホラーであり、子供はなおさらであるが、大人でも苦手な人はいる。番宣では恐いシーンをそのまま放送しており、まるでいやがらせのようだ。今すぐこの映画の配給元と製作委員会にテレビでの宣伝を中止させて欲しい。またこの映画はR-15の指定を受けているが、R-15及びR-18指定映画のCMは、タバコのCMと同様、終日、放
禁止にして欲しい。

 毎月いるね。ホラー嫌いな人。

 地デジ放送周知CM(草彅剛出演)への苦情。アナログ放送のときは画面に"アナログ"という文字が表示されると言っているが、古い型のテレビでは表示されない。高齢者に分かるような説明をしていない。何より問題なのは、地デジ対応には受像機など新しい設備が必要で、それを自腹で揃えなければならないということをひと言もいっていない点。公共広告としては不充分、不親切、不徹底で問題が大きい。

 ソースに埋め込んであるから見えると思うんだけど……NHK以外の民放はまだ完全導入してないと思う。 ※ NHKに加え民放各局の地上アナログ放送でも、ゴールデン、プライム帯の番組冒頭に「アナログ」ロゴを表示。2009年1月からは原則常時表示に切り替える。  

 生命保険会社のCMでは「誰でも入れる」と謳っているので早速電話をしたが、自分の病気のことを話すと「あなたは入れません」と言われた。「誰でも入れる」なんて嘘じゃないか!

 だからJAROか公取委にどうぞ。

 パチンコ店のCM。人気アニメの声優2人を起用しているが、アニメ内ではこの2人は未成年、高校生として登場している。CMではアニメキャラクターであることは一切言っていないが、この二人を起用することはアニメキャラクターということを暗に言っているようなものだ。未成年を想起させるキャラクターをパチンコ店のCMに起用することは望ましくない。即刻やめるべきだ。

 これ何? エヴァは中学生のはずだよね。

 いま各局で放送されている日本のホラー映画のCMに、赤ちゃんが投げ捨てられるシーンが出てくる。極めて不快だ。赤ちゃんの虐待を助長する危険性もあり、テレビで放送するのは不適切な映像だ。放送を中止すべきだ。

 不快を根拠に持って来られてもただのクレームとしか。

● その他編

 「緊急地震速報」に関してですが、普通の「地震速報」と間違わないように、文字を赤くするとか工夫をしてみたらいかがでしょうか?

 いいんじゃない?

 NHK大阪局の制作する番組のタイトル「あほやねん!」の響きが実に不快。自分のように学歴のない者にとって「あほ」を番組タイトルとし、また番組内でも「あほな話」「ぼくら出演者もあほ」などと「あほ」を連呼されるのはとても嫌なものである。しかも民放ならともかくNHKが堂々とそのようなことをするとはあんまりだ。

 自分の学歴を呪ってください。

 東京キー局の長時間テレビを見たが、レベルの低さにあきれた。ガソリン代、ガス代、電気代の値上げが迫っている中で、このような長時間番組はいかにも資源やエネルギーの無駄遣いだ。庶民はいまや生活防衛に懸命なのだから、放送局も省エネを考えて深夜放送の自粛などに取り組むべきだ。

 放送局自体が目に見える状態で地球温暖化対策をしていて地球温暖化対策啓発のCMを流すのならわかるが、番組出演者は季節はずれの衣装で登場したり(特にバラエティー)、24時間休むことなく放送をしているのは「温暖化防止対策」と言いながら他人任せにしているとしか思えない。

 それだけ許さーん。

 12日に放送された番組で、「加賀藩3代目当主利常は嗣子光高の嫁に徳川家の養女大姫を迎えたが、10人もの子どもを生まされたために乳母がこのままでは大姫が危ないと感じ進言した。この事に憎しみを抱いた当主は乳母に1000匹の蛇を入れた桶で拷問を受けさせた。昔はこのような方法で罪人を裁いた」とノンフィクション仕立てで伝えていたが、蛇を思い出すだけで情緒不安定になり、眠れない夜が2~3日も続いた。もう少し映像に配慮するべきではないのか。

 それはごめん、としか……

 最近の民放の番組は何でこんなに悪くなったのか。ドラマはマンガ系の原作が多く、似たようなものばかりで大人が楽しめる本格的なものがない。女性が韓国ドラマに流れるのはよくわかる。クイズ番組にしてもやたらタレントが目立ちバラエティーとほとんど違わない。ニュースのワイドショー化が目立ちこれも本格的なものがない。ドキュメンタリー枠はなくなっている。昔の民放はもっと良かった。高齢化社会が進むと民放はますます見られなくなるのではないか。放送界は正念場を迎えているように思う。頑張ってほしいのだが。

 マンガ原作が本格的じゃなくて悪かったな。

 各局の番組審議会の審議は、テレビ局が予め用意したVTRを見て審議するようだが、生温く感じる。そんなことで放送が守れるとは思えない。審議委員による抜き打ち審議を行うべきだ。少なくとも審議委員は、テレビ局の意向や用意されたものとは全く関係なく番組を見て、見た番組の問題点を指摘し問題提起すべきである。抜き打ち審議がないと、放送は守れないと思う。

 BPOは議題に上がってその先の段階に進まないと番組すら見ませんよ。  アニメないなぁ……。アニメないよぉ……。

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年7月分

 http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2008/200807.html

● アニメ編

 エネルギー危機が叫ばれているこの時代に、一晩中テレビ番組を放送する意味が一体どこにあるのか問いたい。観賞に耐えるものならともかく、芸とは名ばかりのお粗末な芸を見せるだけのつまらない内容のものばかりだ。このような番組をその夜の楽しみにしている人は殆どおらず、視聴率も限りなくゼロに近いだろう。それならば思い切って深夜番組を打ち切り、放送時間を短縮すべきではないだろうか。地球環境に配慮した対応を各放送局に望む。

 深夜アニメを根本から突き崩す意見来たーっ!

 アニメ番組。ペット飼育禁止のマンションに住む家族が、捨て猫を拾ってきて育てる過程を描いたアニメである。内容からみて、幼稚園から小学校低学年程度の子供を対象としているように見受けられる。原作HPによれば、管理人に見つかって止むなく引っ越すというストーリーとなっているようだ。この番組を見て作者の倫理観を疑わざるを得ない。動物愛護の名の下に、共同生活であるマンションの規約を破って動物を飼うことが美化されており、「可愛ければ、見つからなければ飼っても良い」と子供に訴えているようにしか思えない。ペット禁止のマンションであれば、動物嫌いの人や動物アレルギーの人等が住んでいることもありえると思うが、その人たちに対して迷惑を掛けているかも知れないという観点は全く描かれていないようだ。子供への悪影響も無視できない。

 まぁ猫原理主義の人多いですから。 アニメ今回これしかないんだよな……。

● ドラマ・バラエティ編

 長時間番組の中で芸人の所有するクルマをペンキで滅茶苦茶にし、更にぶつけて駄目にするというとんでもない企画があった。幾らなんでも酷過ぎるのですぐにテレビ局に抗議し、不適切な内容について番組の中で謝罪するよう要望した。しかし謝罪はなく、後日再度電話をして番組担当者と話をした。その際「企画で使われたクルマは本当に芸人達の私物なのか」と尋ねたところ、「あくまでも演出上彼らの所有物ということにしただけであり、実際は違う」と言われ唖然とした。それでは視聴者を欺くヤラセということになる。そのことも合わせて謝罪するようテレビ局に抗議したい。BPOからも強く言ってほしい。

 大変だなぁ……いろんな方面で。

 20時45分頃に放映された長時間番組の中での、お笑いタレントによる他人の自家用車に対する塗装のいたずらは車の所有者本人には全く了解を得ずにいたずらの有様を垂れ流し放映しておりました。20年以上前に放映した「ひょうきん族」の回顧は、四十代になった私も懐かしんで見ておりましたが、さすがに当世、本人の了解もなしに自家用車が見るも無残にペンキでいたずらされ、破壊される様子には思わずチャンネルを変えました。やりすぎです。当時とは時代が変わっています。お笑いで済ませるレベルではありません。刃物でさえ模倣犯がふえているのですから、この番組を見てひょうきん族のシュールなお笑いをお笑いで済ませずに、器物破損という犯罪に転嫁する若者が出るかもしれません。テレビ局は自身の影響力をもっと考える必要があると思います。垂れ流しの27時間でした。

 自分は当時を楽しみながらそんなことを言いますか。

 同姓コンビのタレントによる番組で、出演者とスタッフによる番組司会の相方に対する"からかい倒し"が最近ますます目に余るようになってきました。今週火曜日の収録では、観覧者に対して「収録中にあったことの一切口外禁止」という命令が出されたとのことです。収録中に何があったかは分かりませんが、外部には知られてはならないような事があったのだと推測できます。今までの事例から考えて、恐らく番組での"からかい倒し"がひど過ぎたか、もしくは出演者の発言に差別的なものがあったのだと思います。外に出せないようなことが起こる番組の倫理とは何なのでしょうか?全員で一人の人間を貶めるということは、イジメとなんら代わりません。人をからかうことによる「笑い」は、一歩間違えると「イジメ」になります。

 勝手に推測で通報されても……。

● 報道・情報番組編

 「八王子通り魔事件」の報道で、被害者が被害に遭う9日前の飲食店での防犯ビデオ映像が放送された。しかし、この映像は事件とは全く関係がなく公開されるべきではないと考える。被害者の知人から以前に行った飲食店名や日時を聞き、飲食店でその日時の防犯ビデオを入手したのではないか? マスコミが事件とは関係のない日時の防犯ビデオを入手し放送する行為は、国民のプライバシーを侵害するものであって脅威を感じる。今回のビデオの入手に関して調査と説明を求めたい。

 確かに関係ないなぁ。

 「八王子通り魔事件」の容疑者について、「誰でもよかった」という、警察が発表した犯人の供述がそのまま伝えられている。だが、そこらの野良犬が殺されたのと訳が違う。どうして被害者家族の心情に配慮した報道をしないのだろうか。「誰でもよかった」などという犯行理由を受け入れることなど出来る訳がないではないか。また、番組によっては、今年に入ってから起きた8件の無差別殺傷事件の犯行動機について、一様に「誰でもよかった」と書かれた供述の一覧をフリップで示しながら「秋葉原通り魔殺人事件」などとの関連について話していたが、このような報道姿勢こそが摸倣犯を生み出す連鎖を呼び起こしているのではないかと思う。

 だってそう言ってたって言うんだもん。警察が。

 朝のワイドショーで大分県の教員不正採用問題について、視聴者からの「どこの県でも行われている」「教員一家は絶対不正をしている」「私の知人もやっている」等のFAXを紹介していたが、きちんと事実確認をしてから放送しているのか? 憶測や噂を、いかにも本当のように報道しているように感じた。連日の報道により教育現場で先生も子ども達もとても戸惑っている。信頼関係で成り立つ教育現場に波風がたっているのも事実だ。テレビでの報道をすべて信じきって激怒する方もいる。放送がどれだけ視聴者に影響を与えるか、それがどのような混乱を引き
こすのかを少し立ち止まって考えてほしい。

 ワイドショーだし。事実確認云々が必要ならFAXで募集なんてしないし。

● 猥褻編

 写真家が出演して彼の作品を紹介していたが、女性のヌード写真が放送された。子供も見る可能性のある午前中にこのような人物を出演させることは公共放送のNHKとして問題ではないか? インターネットでその写真家を検索すると、縄で縛られた女性の写真などが出てくる。このような一部の人が趣味としているような写真、またそれに結びつくような人物をNHKの番組に出演させるべきではない。視聴者センターに電話をしたが「子供が学校に行っている時間の放送だから問題はない。リクエストが多いので再放送した」と言われた。

 えー。

 13日にドラマ番組の宣伝が約1時間にわたり放送された。その中で、男子高校生役の俳優数人の裸が頻繁に登場し、女子高生役の大勢の女性を前に全裸で学校内を走り回るシーンが繰り返し放送された。男子生徒役の俳優が18歳未満か否かに拘らず、22時台の放送でこれら若者の性を面白おかしく商品化することに疑問を感じた。ここまでやるのは制作者の単なる趣味とセクハラだと感じた。下着姿でなら学校を走り回されるシーンは演出として譲歩できるが、公共の電波で、生徒役の大勢の女性の前を全裸で走らせる必然性が全く理解できない。この宣伝番組では冒頭で全裸シーンをウリにしているかのようなナレーションも入り、「視聴率をとるためには放送倫理など関係ない」という制作者の気持ちを感じた。この番組の放送時間帯を考えると、今後制作者の姿勢が更にエスカレートするのであれば、青少年に与える悪影響が懸念されるため意見させていただいた。

 ドラマ番組(A)。今回の放送では男子の自慰シーンが放送された。また、次回予告では、男子生徒達が女子生徒の前で全裸になっているシーンが放送された。「性」をテーマにしたドラマだからこういう表現が出るのは分からないではないが、それならば、どうして女子の裸、女子の性だけを規制するのか。片方の性だけを規制するのではなく、男女平等に扱ってもらいたい。

 ドラマ番組(A)。「表現の自由」は制限するべきではないと認識している。しかし、この番組を見た限り青少年を対象にした性的表現を公共の電波で放送する場合は、なんらかの制限を設けるべきではないのかと感じた。男子学生がTバック姿を見ようと女性専門のランジェリーショップで下着を買ったり、アイコラを使ったオナニーのやり方など、友人同士の会話や書物での表現は許されても、テレビで放送する内容ではない。学生達が夏休みを目前にしたこの時期を意識してここまで卑猥な内容にしたのか。局の倫理観が欠如している。

 見たいなぁ。

 土曜日の夜、"新しい笑いを追求"と謡ったバラエティー番組で、女性タレントの写真をプリントしたウチワを作り、その写真の女性の股の部分に穴を開けて、その穴に男性タレントが指を突っ込んで執拗に笑いを取ろうとしていたが、正視に堪えない異常なシーンで不愉快だった。こういうものを夜8時という時間帯に全国に放送しているということが信じられない。品性下劣で猥褻の度を越えており、出演者やスタッフの下卑た笑いで気分が悪くなった。こういうものを民放連は容認しているのか?こういう番組は即刻放送中止にすべきだと思うが、この内容でも問題にならないのだろうか?これが許されるのであれば、放送倫理とは一体なんなのか?公序良俗に反した内容を世の中に垂れ流すのが放送の果たす役割か?

 バラエティー番組(B)。女性出演者の水着姿の写真を紙製のうちわにし、その人のちょうど股の部分に穴を開け指を入れてあおぐような形に作り、一般客に配布するというものが放送された。時間帯や出演者の人気度からいって子供も見る番組でありながら、そのような内容を放送するのは信じられない。女性の体を蔑視したものであり、このような考えが女性を対象とした凶悪事件につながる可能性の一端を担っているのではないかと思えた。

 そうですか、としか言いようがない。

● 日本語編

 重大な事件や事故を伝える際、死者と負傷者をまとめて「死傷者○○名」と表現することが多い。しかし死亡と負傷では被害の度合いの差は大きく、一緒に数えること自体、死者の尊厳を軽視するもので、亡くなった方に失礼だと思う。やはりその時点での「死者○○名、重軽傷者○○名」とそれぞれを分けて伝えるべきだと思う。

 言葉の問題だけど負傷者に尊厳がないとでも?

 「お客様は王様かよっ!?」で、お昼の時間を「午後12時」と表現していたが、午後0時の間違いだ。午後12時は夜中の午前0時のことだ。お昼12時なら正しい。実際は12時間表示の場合、11時の次は0時になる。午前か午後かは、午(うま、うしではない、うしは2番目、丑みつ時)の前か後ろかであって、その真ん中を正午と言う。他局でもこういった間違いが非常に多い。放送局たるもの、もっとレベルを上げてください。

 豆知識乙。

● CM編

 深夜番組でホラー映画の宣伝が流れたが、画面に急に恐ろしい顔が現れしばらく映っていた。あまりにも衝撃的で恐ろしく、心臓がドキドキしたのでチャンネルを替えた。私は今妊娠中なのだが、眠れずに気分転換にテレビをつけた時にちょうどこの映像が流れた。そのせいで動悸が止まらず、目を閉じるとその顔を思い出し吐き気がして眠れない。いくら深夜番組とはいえ、公共の電波なのだからもっと配慮すべきだと思う。しかも何の前触れもなく急に流すのはひど過ぎる。卑猥な映像や言葉にはコードがかかるのと同じに、恐怖映像にも同じ措置をとるべきだ。見たくないものを急に見せられて腹が立つ。これでは安心してテレビが見られない。実際そのチャンネルはそれ以降、怖くて見られない。今でもショックでお腹が痛い。

 ホラーCMのバリエーションは絶えないなぁ。元気な赤ちゃんを産んでください。

 昼のワイドショーで「秋葉原通り魔殺人事件」のその後を取り上げていた。殺害された男性の父親がインタビューに答えて「出来るなら犯人を(息子がされたのと)同じ目に合わせてやりたい」と胸の内を語った直後に
面がテレビ直販のCMにかわり、包丁の映像が目に飛び込んで来た。紹介された商品は包丁研ぎ器で、ピカピカに研ぎ上がり、切れ味がよみがえった包丁で鶏肉を切ってみせ、その切れ味に驚くという内容だった。しかし、このタイミングで刃物関係のCMを入れるとはどういう神経なのか?
意図的なものとは思わないが、配慮のなさに愕然とする。最近インターネット上では、容疑者を崇めるような書き込みが後を絶たないと聞く。このような者がテレビ番組を含め何かのきっかけで第二、第三の秋葉原事件を起す可能性も否定できない。番組を放送する側はそうした社会の動きを敏感に読み取りつつCMに至るまで細心の注意を払い、放送して差し支えないかどうかを常に厳しくチェックすべきだ。

 それはシュールだなぁ。

 乗馬型フィットネス器具の通信販売について、公正取引委員会から警告処分を受けながら未だに「法律違反を犯したわけではない」と言い切っているこの放送局の姿勢はおかしい。「あるある大事典」では、納豆ダイエットが社会問題となり、番組は打ち切られ、社長は辞任し、関西テレビは民放連を除名された。一体、この局の問題と関西テレビの問題はどこが違うのか?視聴者から見れば同じ問題であるように思う。こんなときこそ、第三者機関であるBPOにしっかりしてもらいたい。

 ※ 【議事録】第16回 放送倫理検証委員会 7月11日

 2. テレビ局の通販番組に公取委から「警告」が出された事案  乗馬型健康器具を紹介した通販番組で、ダイエット効果を実際のものよりも著しく優良であると放送したとして、当該局が公取委から景品表示法違反の疑いがあるとして警告を受けた事案。  番組ではモニターによる3週間の減量効果として1.4キロ~6.6キロと紹介したが、公取委による調査結果の理論値は0.4キロで、データを過大に表示したことには問題がある。しかし、公取委の判断は法令違反(排除命令)ではなく、行政指導(警告)であるし、当該健康器具の通販番組は約1年前に終了している。更に、当該局は本件について関係者の処分を行っているので、当委員会はこの番組についてはこれ以上討議しないこととした。  その一方で、通販番組とCMとの区別があいまいなことは問題であり、CM総量規制にも係わってくるとの意見が出された。これは「放送基準」に関することなので、委員会から民放連に対し、通販番組とCMとの区別の基準の明確化について検討を要望することとした。(BPOでは、7月15日に事務局長ら2人が民放連を訪れ、口頭で申し入れをした)

 終了してました。

● その他編

 ボクシング世界選手権でチャンピオンへのインタビュー中に亀田興毅がリングに乱入した。中継した放送局にこのことで苦情を伝えると「(乱入は)演出ではなくハプニング」との回答だった。しかし、ジムの会長の証言では「事前に乱入することが決まっていた」とのこと。このことが事実ならば放送局は視聴者に対して極めて不誠実かつ公共性を重んじる放送機関として、あるまじき態度だと考える。ただでさえ一部で偏向報道や捏造が多いなどと言われているのに、放送局の体質を疑わざるをえない。場合によっては放送免許剥奪でもよいのではないかと考えるほどだ。

 亀田は名前出していいんだ。

 是非とも報道して欲しい事がある。大手新聞社が数年間にわたり英文サイトで日本人女性を侮辱するような記事を書いていた。この新聞社は一応は対応したが、その処分は甘すぎる。しかしメディアはこの事件をあまり重視しておらず、ほとんど報道されていない。新聞社の行為は決して許されるべきではなく、厳しく追及すべきだと思う。不二家や船場吉兆の事件ではメディアが糾弾し、企業も多大な損害を被っている。何故一般企業の不正は訴追までされるのに、この新聞社は軽い追及で済むのかが不思議だ。メディアはこの問題を広く国民に伝えるべきだと思う。

 毎日ネタがBPOにも。新聞の話なのでBPOが「報道しろ」というわけにはいかないんだけど、意見が掲載されるというのは驚き。

 先月以降、10代から30代の犯行や凶行が続発している背景には、テレビ、新聞、雑誌など、従来からのメディアに加え、インターネットも含めた過剰なまでの事件報道や、その周辺情報の氾濫状態を抜きには考えられない。特にテレビとネットが若い世代に及ぼしているその影響は、今や誰も否定できないのではないか。続発する類似事件の原因が事件報道にあると言うのではない。むしろ放送に課せられた使命感や放送上の倫理観をはじめ、番組自体が社会への責任を放棄し無責任な一部のタレントを起用した低俗な情報番組の氾濫に問題の根源がある。更にそれらの情報番組やバラエティー番組と同様、或いはそれ以上に影響を与えているのが、公序良俗などのかけらもない多くのドラマやアニメ番組であり、そこには「生命」「倫理観」「人権」「社会常識」など、社会の規範を無視した番組作りをする放送界の基本姿勢と経営方針に問題がある。特に大手民放局の経営には自律や自浄などの意識はないのではないか。放送局に訴えても視聴者の声など聞こうとしない各局の対応ぶりがいい例で、だからBPOに伝えるのだが、BPOが各局に対し指導・監督権がないというなら、せめて「放送の影響」について真剣に検証していただきたい。ヤラセや捏造問題の追及よりも、もっと大きな課題だと思う。BPOにも視聴者からの意見が多く寄せられるのだろう。それらの意見の中には「放送の及ぼす影響」についてのデータや「放送を良くする」ヒントがあるのではないかと思う。視聴者の声をBPOがうまく活かすことで放送界と周辺関係者に警鐘を鳴らすことができるのではないかと期待したい。本来ならば、各局が現在放送している自らの番組を検証し、社会への貢献や悪影響の有無を振返るべきだと思うが、今のような番組しか作れないような各社にはとても期待できない。NHKも含め各社の役員・社員は自社番組を視聴しているのだろうか。「見ている」と言うなら、「我々は実に多くの恥ずかしい番組づくりをしている」との自省はないのか。このような放送メディアのあり様では早晩、インターネットを含めた通信と放送への規制の動きが加速するだろう。ネットによる社会への影響とともに、放送の果たす社会への役割や、まともな番組とは何かを放送界自らが真面目に考えるべきぎりぎりの時だと思
がいかがか。

 「報道無罪>(越えられない壁)>バラエティ>ドラマ・アニメ」脳らしい。とりあえずBPOにネットへの権限はない。

 "じゃんけん"で勝つとスーパーで品物が安く買える番組に家族で参加した。"じゃんけん"で勝って、家族構成を聞かれたので「夫婦と子ども6人の8人構成です」と答えた。ところが、放送では「爺ちゃん、婆ちゃん、夫婦と子ども4人の8人家族」と表示されていた。後日、祖父母が亡くなった時に香典を頂いた取引関係の会社から「テレビを見ていたが、爺ちゃん、婆ちゃんは元気ではないか」と連絡があるなど、ひんしゅくをかっている。番組責任者に「取引関係の会社に説明するために、謝罪文を家に持ってきて謝って欲しいと」要求しているが、電話で謝罪するばかりで解決に至っていない。現在は制作責任者から紹介された制作会社の人間と交渉しているが、人権問題だと捉えているので、取り敢えずBPOに連絡した。

 ひどい話だなぁ。しかし人権問題なのに放送人権委員会じゃなく視聴者意見に晒されている罠。

 7月17日号の週刊誌の記事で、報道番組に出演して内部告発していた外食産業の元店長代理の女性は、同番組キャスターの経営するプロダクションの社員として採用されていたと報道されている。採用内定が決まった後の11月27日に外食産業の旧制服を着て証言したことはヤラセと見なされても仕方がないのではないか。すでにBPOとして結論を出していても、新証拠が出たことで再度検討すべき事項だと思われる。明らかな嘘でスポンサー企業を貶める行為はジャーナリストとしては絶対にいけないことだと思う。

 え、あのマ(略

  なんかけしからんアニメ多いと思ったんだけどなぁ。というかアニメないとやる気出ない(勝手)

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年6月分

今月はHPをリニューアルしたせいで、ご意見の公開がTOPの更新情報に載らなくなりました(「更新情報」で初めて見える。)
 フォーマットも以前と変わらない月ごとの意見の羅列のため、検索枠があっても意見を個別に検索抽出することができないので事実上の「お飾り」です。というかこういう機能は対象になる番組名とか放送局とかの検索したい具体的な単語が含まれてこそのものだと思うんですが違うんでしょうかね。
 http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2008/200806.html

● アニメ編

在京キー局で放送している火曜日深夜のアニメは、「人間の死体から脳を取り出し記憶を読み出す」という内容だった。寝る前にチャンネルを回していたところ 偶然に目にしたのだが、その内容に唖然とした。脳を取り出す為に首をノコギリで切り離すという醜悪な所業を正義のように演出しているシーンがあり強い嫌気 を感じた。先日、女性の切断殺人という残忍な事件が起きたばかりだ。真夜中という時間帯を考慮したとしても、不謹慎な番組内容に憤りを覚える。

 「RD 潜脳調査室」らしいです。タイトルからして脳を弄りそうです。しかし個人的には寝る前になんでテレビのチャンネルを回す必要があるのかのほうが謎ですね。【追記】「秘密」だそうです。

特撮ドラマ。この番組は子供に悪影響を与える。例えば、悪者が何もしていない一般人をいきなり襲ったり、悪者が人間に変身し身体の具合の悪い素振りをし、 一般人が「大丈夫か?」と声をかけるとその人を殺すなどする。秋葉原通り魔殺人事件や土浦無差別殺人のような昨今の事件の原因ともなっているのではないか と思う。このような内容はすぐに改めるべきだ。

 悪役ってそういうものじゃないの?

特撮ドラマ。6月から登場した新しいキャラクターの使用武器の名称が変更された。「秋葉原通り魔殺人事件」を受け、殺傷武器を連想したり不愉快に思う人もいる等の理由からだそうだが、テレビ局の迅速な対応を評価する。

 お褒めの言葉。※【秋葉原通り魔事件】ダガーナイフ連想…ゴーオンジャー武器の名称変更

アニメ番組。子ども達が見ている時間帯に残虐シーンが連続するアニメが放送されていた。偶然見た番組だが、長い刃物で女の子を切りつけて、最後にはその子 の首が切られて鮮血が飛び散る猟奇的な描写があった。公共の電波で放送する内容ではない。罪の意識を持たない青少年の犯罪の増加を報道する放送局が「民放 連放送基準第3章:児童及び青少年への配慮」に抵触していると思われる番組を放送することに倫理的な問題を感じないのか。

 今月のアニメ通報はグロ2件ですね。またずいぶんと稀有な「偶然」をお持ちのようで。

● ドラマ・バラエティ編

「秋葉原通り魔殺人事件」が起きたのは、テレビの影響が大きいと思う。特に、昼間再放送されている民放のサスペンスドラマでは、毎回これでもかと言わんば かりに殺人事件が出るが、これらを学校から帰った子ども達が毎日見ているとどうなるか?「殺人」に対する感覚が麻痺したまま大人になり、そこから凶悪な犯 罪者が出ることに繋がるのではと心配になる。昼間の時間帯は子どもが見ても差し支えない番組以外は全て厳しく排除すべきだ。

 毎月ペースでサスペンスドラマに来るこういう論理パターンのご意見。

女子アナにクイズを出題して回答してもらう東京民放局の番組だが、いつも全員が正しく回答できない。中でもひどかったのが「世界的に有名な喜劇王は誰 か?」という問題で「チャールズ皇太子」と回答した女子アナがいたことだ。下手をすればイギリス大使館から抗議されてもおかしくない。

 確かにバカなのかもしれないが抗議は来ない。

視聴者からの意見としてこんな意見が掲載されていた。「3の倍数と3のつく数字だけアホになる」という芸が、「障害者(おそらく知的障害者)や顔面神経麻 痺の人を傷つけている」というのだ。これについて意見させていただく。"ああいう顔をする=障害者をバカにしている"という考え方の方が失礼な気がする。 私はあの顔を見て障害者の人と一緒とは思わなかった。差別しているからこそ、そんな考えが頭をよぎるのではないかと思った。むりやり障害者につなげようと している気がする。「3の時だけ障害者になります」と言っているならともかく「アホになる」と言っているではないか。批判した方々は"障害者=アホ"と 言っているのと同じだ。世間はそんなこと気にもせず普通に見ているだけだ。

あるお笑い芸人の「3のつく倍数の時にアホ顔になる」という芸は、知的障害者を侮辱する内容だ。障害者をネタに笑いをとるなど、低俗以外のなにものでもな い。私は教育関係の仕事をしていて、生徒の中には知的障害者もいるので他人事とは思えない。このような人物はテレビに出るべきではないし、出演を許可する放送局にも問題を感じる。

 小学校の算数の授業で先生が3の倍数を口にするたびに生徒がアホになるので困るのだそうです。
 ※【参考】世界のナベアツの悲しみと楽しみ

● 報道・情報番組編

日曜日午前中のワイド番組で男性司会者が、太田房江前大阪府知事の立て看板をいきなり倒し、名札を投げつけるという乱暴な行為をした。同じことを石原東京 都知事にできるのであれば容認もするが、もし、大阪人であること、女性であることで行ったのであれば、明らかに名誉毀損・人権侵害である。この男の謝罪を求める。

 その論理おかしい。番組見てたなら真意がどちらにあるのかも前後からわかると思うが。

タバコの自販機で、
スポがなくても顔の認識だけで購入出来ることを紹介した。大人の顔写真のポスターで認識させてタバコを購入できることを、わざわざ未成年者に教えていた。この方法でタバコを買う未成年者がいたら局はどう責任を取るのか?あのリポーターの笑顔を見ると、検証ではなく悪ふざけにしか見えなかった。日本の社会構造を根本的に悪い方向へ導いているのはテレビであることを裏付けた番組だ。即刻、謝罪の放送を求める。

 謝罪を求めてる人は同じ人のような気がしてきた。

番組で紹介した「ティッシュ箱飛ばしによる健康チェック」を妻が試したところ、転倒して手首を骨折し、全治2ヶ月と診断された。同様の事故が数件起きたことを新聞で知り、番組自体に問題があったのではないかとの思いを強くしている。念のため5/27に放送局に妻の怪我の報告をしたところ、5/30にプロデューサーから電話があり、その時点で怪我人は21人だと知らされ驚いた。又、若いスタッフによる事前の実験では特に問題がなかったというが、年配者による実験も必要だったのではないか?その点も含め、制作・放送する上で何が問題だったのかを徹底的に調べ、今後このような事態を引き起こすことのないよう強く求める。

 ※ TBS系番組で紹介「ティッシュ箱飛ばし」で負傷者9人

● 猥褻編

日曜日のラジオ番組で結婚式での"スピーチ大賞"という投稿コーナーがあるが、その中に極めて猥褻なものがあった。白昼堂々と緩衝表現抜きで露骨に、そし て大袈裟に「性行為の体位」「成人玩具の使用法」並びに「女性器の下品な別名及びその刺激法」等を取り上げていた。結婚式にスピーチして受けを狙ったこと や、更にその話し手の店の宣伝を番組を通じて行っていた。大変悪質で絶対に許せない内容だった。因みにその時、子供も聴いていた。

 全部聞いている暇があったらラジオを投げ捨てるか、耳でもふさいであげてください。

番組の宣伝で「童貞男が…」「右手を…」等、男性性器を連想させる言葉を土曜日の昼食時に放送していた。公共の電波を使った性的ハラスメントは週末の家族団らんを破壊するのにとても効果的だ。時間的にも放送倫理を逸脱する行為である。

 こうかはばつぐんだ。

木曜深夜のこの番組は、夫婦交換された男女が一つの布団に入り消灯するところまで放送される。以前、私の知り合いが「倫理上よくないのでは!?」と苦情を 申し立てたところ、番組担当者は「それ以上の事は全くない」と言ったという。しかし、まだ精神の成長を遂げてない出演者の幼い子ども達が自分の父や母が知らない人と一つ布団に入るのを見たらどう思うか?やがて反抗期を迎え、その記憶が曖昧なまま蘇り間違った方向へ向き、何かのきっかけで事件を起こすことにならないかと心配だ。

 自分の心配をしたほうがいいと思います。

● 日本語編

テレビについて言いたい。出演者の言葉が汚い。「すげえ」「うめえ」など言葉にならない言葉を平気で使っていて、品格も何もあったものじゃない。番組出演者にはきれいな言葉遣いを心がけてほしいし、放送関係者にはそのように指導してもらいたい。また、芸人が自分の"芸"で勝負するような番組がない。もっとも、本物の"芸"を持つ芸人が少なくなったのかも知れないが。

 ひとつのようで2つ言ってる意見。

最近のテレビ番組で非常に耳障りな言葉がある。「する・行う」の代わりに「やる」という言葉が頻繁に使われており、特に「~をやられる」などと敬語表現と して用いるのは実に不自然であり聞き苦しい。本来「やる」は「する」に比べて非常にくだけた表現であり、テレビも含めて公の場で使うべき言葉ではない。ましてや、そのようにぞんざいな言葉を受動態にしたからといって敬語として通用する訳はない。通常は「する」を使い、敬語は「~なさる」「~される」という 正しい日本語を使うよう徹底してほしい。

 ※【goo辞書】や・る 0 【▽遣る】

● CM編

民放のCM放送時間には基準が定められていることは承知しているが、放送時間が基準よりも長いと感じている。また、最近のBS放送では地上波以上に「テレ ビショッピング」が放送されている。局にも苦情を伝えたが「テレビショッピングは番組である」「タダで見させているのに文句をいうな」という態度だった。 しかし、画面に申し込みの電話番号を表示している以上はCMとして扱うべきである。また、民放連放送基準に定める「広告の時間基準」は何処で監視している のだろうか。

 ※ BS参入、買い物番組の総量規制へ 大量放送に苦情

00年に始まったBSデジタル放送は計12チャンネルある。11年からはNHKなどのBSアナログ放送の停止と周波数追加によって、複数局が新規参入でき る。総務省は8月に参入の希望調査を始め、今秋、具体的な広告放送の比率を定める。この比率に基づいて09年春に申請を受け付け、同年夏には新規参入者を認定する見通しだ。

放送法では、番組内容について教養や教育、報道、娯楽の各番組の調和を保つように定めている。日本民間放送連盟(民放連)も、テレビCMを中心に「1週間 のコマーシャル総量は総放送時間の18%以内とする」ことを定めている。ただ、調和原則について罰則規定はなく、どのような番組構成にするかは放送局の自主性に委ねられてきた。

 なんというか、監督する部署もなく、罰則もない。BSは2011年の新規参入希望局から広告比率を参入条件に加えるってこと。既存の局についてはまだ民放連
自主規制しか手段がないし、条件も本当に満足できるほど減ったモノになるのかどうか謎。

 秋葉原の件による投稿で全体で200通ほど増えてはいるものの、掲載数は減っている印象でやっぱり別の組織を作る必要があるんじゃないの?という気がしてるんですが。

BPOのサイトがリニューアルしたんだって。

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更新履歴は見やすくなった。各委員会へのメニューも見やすくなった。

でもひとたび各委員会のページに入ると……

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 委員の名簿をスクロールしないとメニューにも、サイトマップにも行けないんですが……

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 塗った箇所がコピペw 魚拓

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 視聴者の意見はドサクサにまぎれて2005年度以前のデータは全削除。
 とある方法で2000年4月まで遡れるけどね。

 新しくなったBPOに期待しましょうか。

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年5月分

もう来月の内容が目に見えるようです(挨拶)
 http://www.bpo.gr.jp/bpo/iken/index.html

● 報道編

 民放・NHKの中国・四川大地震報道が臨場感を欠いている。四川省は日本全体の面積と同じ広さで住民9千万人のうち1千万人が罹災したと伝えられている。地震の際問題になるのは食糧、水、輸送の3つで、明日はわが身なのだから日本で発生したらどう対応するかの視点で放送してほしい。これまでの放送では一過性・他人事の報道で全く想像力が働いていない。1千万罹災者の場合、1日3千万食の食糧確保が必要になるわけで、それだけ考えてもその規模の凄さがわかる。東京で発生した場合は、罹災者は2.3千万人にのぼるとみられている。

 おいおい。いくらなんでもそれじゃ全滅じゃん。それに臨場感って向こうが見せてくれないんだからしょうがないでしょ。

 中国・四川大地震の被災地へ自衛隊輸送機が派遣されるというニュースの中で、第二次大戦中の日本軍による被災地付近での爆撃が映像付きで紹介されたが、今回の自衛隊輸送機の派遣といったい何の関係があるのか?何かにつけて大戦中の話を持ち出すこの放送局の意図が理解できない。全く関係ない話を紹介するのは非常に不愉快だ。

 向こうがそう受け取ったらしいからしょうがないじゃん。

 最近「インターネット上に"硫化水素による具体的な自殺方法"が掲載されている」という情報とともに、その方法を用いた自殺の件数や発生箇所、現場の状況などの具体的な報道がされている。報道が過熱するに従い、実際にその手段( 硫化水素 )を用いた自殺が増えているように思える。この増え方は異常で、明らかに報道がきっかけとなり、自殺志願者がその自殺手段を探し出したかのようだ。WHOが「自殺予防に関するメディア関係者のための手引き」という文書で禁じているように、自殺の報道で具体的な手段を報じるのはマスコミが行うべき行為ではない。さらに「ネットにそういった情報が掲載されているのが悪い、ネットを規制すべきだ」と自らの責任をネットに押し付けるような報道まで行われている。一刻も早く自殺報道についてのガイドラインを作成し、すべてのマスコミにそれを守らせるべきではないだろうか。

 ここ数ヶ月来ている話なのではあるが毎度WHOを引き合いに出すのは同じ人だろうか。

 後期高齢者医療制度について、番組では政府を非難した意見が大半だった。確かに実施迄2年以上の期間があったのだから、各地方自治体は実際に負担額がどうなるか調査準備をしておくべきだったと思う。番組では必ず担当大臣を責めるような意見に終始するが 制度を具現化し実行するのは官僚であるのだから、担当官庁の事務次官、局長を責めるべきだ。今回の制度が円滑に行かないのは、厚労省の役人の責任が50%、各市町村自治体が50%ではないかと思う。番組では、もう少し現実的に問題点を直視した意見を放送するべきだ。事実を正しく放送できない局はその役割を果たしていないとも思う。自局で調査せず、新聞記事を安易に羅列する。自局の担当記者に意見を言わせず、経験のない若い芸能人に意見を言わせる。こういう体質の改善を求める。

 まぁ大臣が辞めて済む問題じゃないしね。でも官僚引きずり出して収まるものでもないしね。難しいよまったく。

 "新たなワナ・広がる薬物中毒"で、リタリンの依存症をとり上げていた。不適切な処方をする精神科医を非難するなど正しいことも言っていたが、リタリンという"依存しやすく取り扱いは難しいが、必要な人には適切に使われている薬"を「悪い薬」と断言していた。また、患者が大量の薬を処方されていることを、いかにも悪いことのように報じていた。確かに無駄な薬漬けは非難されるべきだが、精神科では目的によって違う薬が必要であって、数種類の薬を併用して使用していることが多い。厚生省の規制でリタリンが処方できなくなり、代用として出されたベタナミンを「副作用が強く飲み続けると重い肝機能障害を起こす可能性がある」と悪い面だけを伝えていたが、番組では終始悪い面と依存性に関してだけを話し、患者に不安を与える内容だった。これでは薬を服用している患者はただ不安を覚えるだけだ。薬の危険性や一部の悪徳医者について報じることは悪いことではないが、患者が安心できる方法も紹介するべきだと思う。

 病気に対する治療薬がなかったらどうすればいいって話で。

 先日の光市母子殺害事件の裁判報道の際もそうだったが、どのような判決が下されるかが話題になっている裁判の報道で、裁判所の前から速報を中継することがよくある。その際、報道記者が法廷から飛び出してきて、マイクに向かって「こういう判決が出ました!」と叫ぶように話すのは本当に見苦しい。外に飛び出してくる様子から想像すると、判決が出た瞬間に、本来神聖で静かな法廷の空気が一変しているのではないかと思う。どうして各局が一秒一刻を争うような報道の仕方をするのだろうか。他局との時間競争など止めたほうがよい。他局より1秒早く判決を報道したということに、どれほどの価値があるのか考えてほしい。1秒早い、息せき切った叫び声よりも、30秒遅れた冷静なコメントの方が報道としての価値があると思う。テレビ局同士の競争を止めるのは難しいかと思うが、法廷内部の事も考えて取材は各局でしても速報は代表1社による共同発表にすればよいと思う。

 だって法廷の撮影できないんだもん。代表1社だとそれこそ速報ダッシュせざるをえなくなるよ。

 江東区女性殺害事件で、隣室の男に殺害され遺体が遺棄されたことを連日報道している。その内容は「遺体を切り刻み…」「骨を切断…」「肉片をトイレに…」などとあるが、そこまで表現しなくてもよいではないか。気分が悪くなる。ましてご遺族は耳を覆いたくなるだろう。何とか止めさせてほしい。また、逮捕された男性容疑者の母親に取材の際、「息子さんがこのような事件を起こしてどのような気分ですか」と母親にインタビューしていた。母親の顔は放送されなかったものの母親にも人権はある筈で、何故このような残酷な質問をするのか。報道機関としての認識を持つべきである。

 そういう気分の悪くなるようなことをした人に言ってください。

 「チベットに極秘潜入」
る趣旨の特集があった。番組内では検問所で「日本人であることがバレないように」等のナレーションがされながらチベット内に潜入したという内容が堂々と報道されていた。耐震偽装、食品偽装などが頻発し、企業に昨今これだけコンプライアンス等の法令等遵守が求められている中で、マスメディアのみ「知る権利」や「報道の自由」を盾に好き勝手に報道するのはいかがなものかと思う。中国が国際的に非難されているとはいえ、中国内では中国の決まりに従って行動するのが筋だと思うし、取材だからバレなきゃ何をしても良いという考え方は間違っている。またこのテレビ局は他の報道番組において「マナーが悪い○○」というタイトルで若者や観光客などのモラル低下の現場を取材し特集を組んでいることがあるが、そのようなマナーの悪い人間も法令を守らない報道機関も五十歩百歩だと思う。

 どうせ「断られました」で帰ってきたら罵倒するくせに。

 女性が男性を刺して逮捕されたというニュースを報道していたが、そのニュースの字幕や発言が「同棲していた"男"を・・」と、まるで男性が犯罪者であるかのような言い方をしていた。本来、「男性」と表現すべきところを、男性が悪いかのように「男」と表現する偏向報道に強く抗議する。

 男女の取り違えはよくあること。

 5月17日( 土 )に行われたJリーグ第13節・浦和レッズ対ガンバ大阪の試合で小競り合いが起きた。私はスタジアムで観戦していてこの事件を見ていたが、帰宅後に自宅でテレビのニュースを見ると、どのメディアも誤認報道をしていて激しく憤りを感じた。一番影響が大きいと思われるテレビ報道も、大概が誤認報道だった。数名の取材記者が、5万人強の目撃者の知る事実を捏造して良いのか。テレビの報道だと「被害者」が「加害者」になっている。事の詳細は全ての関係者から事実関係を取材確認すれば自ずと見えてくるだろう。「被害者」を「加害者」にするのが報道なのか?

 どっちのサポだろう。記事的にはガンバサポの水風船がきっかけでレッズサポがガンバサポの出口を封鎖したらしいが。

 外国人犯罪者の名前を日本名だけでなく本名でも報道すべきである。本名を伏せる理由もわかるが、それでも公平性、真実、および人権を優先してこそ放送の役割である。ちなみに日本人の犯罪者は本名を報道されるが、外国人犯罪者は本名を報道されない現状を、人権で逃げるような些末な言い訳をしないでもらいたい。

 まったくだがまずは新聞に言ってもらいたい

 近年、成人式というと沖縄の様子を映しているテレビ局が急増しました。私の兄は沖縄に住んでいるのですが、兄が現地の人に聞いた話によると「本州の取材が来るようになってから、暴れ方がエスカレートした」「テレビに映ることができるからと、本州からわざわざ暴れに沖縄まで来る奴もいる」ということで、本州からカメラ取材に来ることをとても迷惑だと言っていたそうです。実際にその年の様子をみると、皆カメラの前でカメラ目線で警察官と揉みあいの行動をしていました。成人祝いというよりも「暴れたらテレビに映るぞ!こんなチャンスはないぞ!」という感じで暴れているとしか見えません。沖縄の人は本州のカメラが来るだけで大騒ぎになるので、映像は沖縄のローカルの局にまかせ、本州からの成人式の取材はしばら止めてもらえないでしょうか。県民は「このままでは沖縄へのイメージが落ちる」ことをとても困っています。

 想像はしてたけど本当かなぁ。

● バラエティ・ドラマ編

 忍者の格好をしたタレント達が小麦粉を一杯に貯めたプールをはさんで綱引きをし、負けたほうがプールに落ちて粉まみれになりそれを見て笑う・・・そんなシーンが放送された。小麦をはじめとする食糧の価格高騰や食糧不足が世界的な問題になっている中で、食糧を粗末にするこのような番組を放送するテレビ局の倫理観の欠如、常識のなさに呆れた。人間として悲しかった。こんな局には公共の電波を使用する資格はない。

 とうとうそんなことを言われる世の中になってしまったことが悲しいわ。

 ドラマや映画で犯罪や社会問題に焦点をあてるのは良いことだが、その番組告知をする映像には直接的な表現をできるだけ避けていただきたい。私はドメスティックバイオレンスの被害者で、再現VTRなどを見るとパニック障害を起こす。関連する番組や映画については、なるべく見ないように避けて暮らしているが、ランダムに、しかも大量に流れる番組の宣伝については避けられない。「見なければいい」ということができないのだ。「ランダムに流れる」「見ることが避けられない」という番宣の特質があるのだから、人に直接暴力を振るう映像などはできるだけ控えていただければ、今後もテレビを見ることができると思う。報道被害とまではいえないが、放送による被害だと思っている。

 テレビ見なくていいよ。ラジオ聞けばいいよ。そんなの無理だから。

 「役所を24時間営業に」というテーマで討論していましたが、その提案者であるタレントが「忙しかったので、子供の出生届を母親に頼んだが午後5時を1分過ぎたので受付けしてもらえなかった」と発言していました。しかし、死亡・婚姻・出生届は時間外でも手続きができるはずですので、事実を確認してから発言してください。また他のタレントも、「自分も1分過ぎたら受付してもらえなかった」と発言していましたが、今の市役所では考えられません。その事実があるのであれば、何処の市役所なのか名前を出して発言してください。討論に抗議するつもりはありませんが、事実内容は充分に確認して放送してください。テレビでそのような発言をすると、すべての市役所が同等にみられますので憤りを感じます。また、「奥のほうで暇そうにお茶を飲んでいるお年寄りの職員がいた」との発言がありましたが、市の職員と確認したのですか。市役所には市民が面会に来ることがあり、その時にはお茶も出します。事実をきちんと確認して発言してください。

 婚姻届を0時提出って話はよく聞くね。

 民放の24時間テレビなどの長時間番組を真似て、NHKもBSテレビやFMラジオなどでしばしば「今日は1日○○ざんまい」などいう長時間番組を放送するが、これは視聴者を無視しているのではないか? たとえ見聞きしたい内容でも、
んなに長時間付き合える人は殆どいないだろうし、見聞きしたくない内容だと「今日は1日放送休止」と同義になってしまう。番組の企画などは手抜きできるだろうが、視聴者にとっては迷惑なだけである。いろいろな嗜好に応じた多彩な番組を公平に放送するのが公共放送の使命だと思う。また、長時間番組は制作スタッフは交代でやれるかも知れないが、出演者はずっと拘束されるのだから、その意味からも問題があると思う。

 今年はアニソンなくてよかったか?

 ドラマ番組。このドラマには高校生が金髪や茶髪で出てくるが、それを教師が一切注意しようとはしない。ヤクザの親分が勧善懲悪を語り、主人公の教師が、法に任せずに暴力で物事を解決する。エンターテイメントのドラマとはいえ、これを見ている青少年への影響が心配である。

 ごくせんも言われたもので。

 ドラマ番組。このドラマは教師に対する暴力シーンが多いドラマだが、今、学校で教師に対する暴力やいじめが問題になっている中で、こういうドラマを放送するのはとてもよくないと思う。もし、真似をする人がいたら大変な事になるので暴力シーンをなくすようにしていただきたい。

 ドラマ番組。荒れた学校が舞台だからかも知れないが、生徒や教師の喫煙シーンが多く、しかもほとんどが廊下や教室など校内でのことなので驚いた。いくらドラマでも、未成年者や教師の喫煙を肯定するような演出には共感できない。視聴する若い人への悪影響が心配だ。

 それは悪の演出だと思うんだが。

 お笑い番組に出ている芸人の「3の倍数になるとアホになる」という芸は許せない。というより、これを「芸」と言ってはいけないと思う。スタジオではゲストも客席も「アホ」になった顔を見て笑っているが、これで笑うということは倫理的におかしいと思う。障害者の方々、顔面神経麻痺の方々の気持ちを考えたら、このような程度の低い笑いをテレビで放送することが適切か不適切かはすぐに分かると思う。放送局は、テレビを見ている青少年への影響も真剣に考えるべきだ。

 ピンポイントな気持ちだなぁ。

● アニメ編

 BS。子ども対象の英語教育番組。"How many~?"というフレーズを歌に乗せて聞かせる際、赤ふん姿の成人男性がこちらに向けたお尻を振りながら曲に合わせて踊って見せる。子どもの英語学習に効果があるとは到底思えず、ただ卑猥で不快なだけなので即刻やめさせてほしい。

 実写パート?

 子ども達が見る時間帯のアニメは戦い物が非常に多いが、これらのアニメは子供の深層心理に深くすり込まれ、いずれ大きくなった時に、人を傷付けることを何とも思わなくなるのではないかと危惧する。

 ウォッチャー(笑)的には何年前の話をしてるんだ的ご意見。

● 猥褻編

 「男児の性器を放送することでインターネットに投稿されたらどうするのか」といった意見があり、委員会でもそのような被害を懸念するような内容があった。しかし、投稿されることで被害を受けるということであれば放送した時点で被害を受けるということではないか。今時、ほとんどの家庭に1台以上のテレビと録画機がある。「電波でばらまくのは問題ないがインターネットに投稿されたら被害が出る」というのであれば、それは甚だズレた感覚としかいいようがない。問題をインターネットに押し付けているように感じる。

 男児の裸を放送することに対し「男の子の裸はおおらかに扱うべき」という意見があったが、強い違和感を覚えた。女に対しては、子供から大人までその裸を放送しない方向へと意識が働いている現在、何故男に対しては逆方向へ意識が働くのか。性別によって「こう扱うべき。こうあるべき」という固定観念を持つこと、それを他人や社会にまで押し付けることが性差別の根源だと思う。個人的には、性交渉を表すような猥褻な内容でなければ男児女児とも同程度に寛容であるのが自然であり、女児だけの裸を殊更猥褻なものと意識するような風潮が不自然だと思う。

 報道番組。"氾濫する児童ポルノ規制をどうする"はひどかった。一部の団体や政党の「規制ありき」の主張を垂れ流しただけで、公平性に欠け国民への正確な情報提供ができていない。公共放送がこんな偏向をするようでは日本の報道は終わりだ。

 報道番組。"氾濫する児童ポルノ規制をどうする"は最初に結論ありきで世論を誘導する偏向的な内容だった。テーマである「児童ポルノ」についての定義を一切明らかにしていない。「被害がある」というだけで具体的なデータがない( 現実には極めて稀 )。ゲストが規制賛成派だけで意見が偏っている。単純所持にまつわる諸問題のうち冤罪しか取り上げていない。30分番組であることを考慮しても番組として非常に不適切と言わざるを得ない。まして公共の放送を名乗る局がこのような偏った報道をすることは絶対に許せない。

 裸芸人とカメラマンが女子アナの控え室に潜入。勝手に彼女らのバッグを開けて取り出した携帯電話を、なんとその芸人は自分のパンツの中に入れた。その時、着信を示すブルブル震動が起こり、芸人は「あ~震えてる~」と下半身をくねらしていた。許可なく他人の極めてプライベートな所有物に触れ、これを下品に扱って見せるとはひどすぎる。もしこれが、前もって女子アナ達の承諾の上での演出であれば、「やらせ」か「うそ」の放送に当たるのではないか。

 バラエティで相手が女子アナならウソやヤラセも通用すると思うが。

 ビーチバレーのニュースで選手のお尻の部分をアップにした映像が放送されたが、これはスポーツを伝えるアングルではないと思う。試合会場での盗撮が問題になっているが、盗撮を煽っているのはテレビではないだろうか?この番組はバラエティーではなく、あくまでも報道番組のはずだ。スポーツを報道するのにふさわしいカメラワークを望みます。

 民放各局のワイドショーで放送された秋葉原の歩行者天国の問題について。どの局も自称アイドルの尻出しポーズの映像を繰り返し使っていた。どこか一局だけの報道なら、さほど気にならないが、何故こんな映像にこだわったのか?スカートの下などを煽って撮る人のことを「ローアングラー」というそうだが、テレビカメラ
ンも同じように刺激的な映像を撮ろうと必死になっている姿が想像される。仕事と言いつつスタッフ達の覗き趣味が入っているようで嫌悪感を覚えた。接近して撮らなくとも、どんなパフォーマンスなのか分かれば十分な筈。この女性は後で逮捕されたが、テレビメディアが自称アイドルの売名に利用された感もある。こうした批判は容易に想定出来る筈だが・・・。

 これも予想の範囲内。

● その他

 最近の放送を批判する。①面切り喰いや口箸、食べ物に対する表現など、女性アナウンサーの食事のマナーが好ましくない。②タレントを含むテレビ出演者の鉛筆の持ち方、箸の持ち方が間違えている。③自然災害の報道で「不自由な非難生活が強いられる」と表現されることが多いが、これは「余儀なくされる」と伝えるべきではないか?④火災現場の報道で「酸素ボンベを背負って・・」と言っているが、火の中に酸素ボンベを持って入ることは非常に危険である。正確には空気ボンベまたはアクアラングと伝えるべきだ。⑤交通事故の報道で「ブレーキ跡が・・」と伝えるが、今のほとんどの車はABSを装着しているので余程横滑りや特殊な動きをしない限り、ブレーキ跡はつかない。

 数字の"0"の読み方についてだが、"0"は「レイ」と読むのが正しく、「ゼロ」という日本語はない。NHKの場合は完璧に「レイ」で統一されているが、民放の場合は話す人によって、番組によって、また、流れるCMによって「レイ」だったり「ゼロ」だったりと、その言い方はバラバラだ。ちなみに某有名キャスターが当たり前のように「ゼロ」と言い続けているのには驚いている。民放各局は早期に、正しい日本語としての「レイ」に読み方を統一してほしい。その方が視聴者の耳にも心地よいだろうと思う。

 「ZERO」は英語

 放送局がドキュメンタリーの取材相手を募集する会社がある。告知を出し、条件に合う一般人が応募して取材を受けることについて、大半は謝礼を提示して協力者を募っている。「詐欺被害者」「暫定税率の影響を受けるドライバー」「生活保護受給者」など様々な募集が行われている。こうしたネットを利用した取材は放送の信頼性が著しく低下する。現場を歩き信頼に足る対象者を見つける取材と違い、ネットで不特定多数に呼びかけると冷やかしや謝礼目的で虚偽の応募をする人が多く出ると予想される。「顔を隠し音声を変える」と条件を提示している募集も多く、身分を偽った応募者による嘘のインタビューが簡単に放送される。また、制作者の取材力が低下し、地道に取材対象を探す努力が怠られる。告知には「地震対策をしている家庭募集」など、行政機関に紹介を依頼すれば済むような独自の取材を放棄しているものもある。こうした制作者の番組は自ずと質も落ちる。放送局はどのように考えているのか。

 メディアパークですね。

 この歳になってラジオを聴く機会が増えたが、何処の放送局でも「詳しくはHPで」というコメントしている。しかし、我々の世代でパソコンを持っている人は極わずかであり、ましてや番組HPを検索して情報を得ることなど出来る訳がない。番組の中で詳しく伝えるべきである。

 まぁやってみようよ。

 メディアリテラシーの授業を教育現場で行っている。BPOの活動に期待をしているが、CMを対象とされていないことを残念に思う。いろいろな事情があるとは思うが、CMは社会的な影響力が大きく、テレビにとっても欠かせないものであるだけに、ぜひ苦情の対象として検討の題材に入れていただきたい。

 CMは実際のところ管轄外(青少年委員会は明記してないけど)

 フードファイターが登場する「大食い」番組の放送が民放で日常化しているが、最近の日本や国際情勢を考えると止めるべきではないか。日本の食糧自給率が5割をきっていること、健康面への配慮、世界各国をみると飢餓に苦しんでいる国が多いことなどに配慮して、食糧を粗末に扱うような番組は止めるべきだ。子どもへの影響も無視できない。

 「フードファイター」は認知されてるんだ。

 民放の「大食い」番組について「もったいない」や「数多くの飢餓に苦しむ人」を引き合いに出して批判する意見を時折見かけるが、視聴者はそんな立派なのか。今、日本で廃棄されている食べ残しは外国に食糧援助される量の3倍もあるそうだ。そのような歪んだ、いわば私達が作り出した現状を無視して、出された食べ物を残さず平らげる人達や番組を非難するのはおかしいと思う。テレビではそのような現状もしっかり伝えるべきだ。

アニメ少なくてつまんないなぁ……。来月はまた別のもの増えそうだし……。

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年4月分

 2008年度開始。結局意見の公開方法は変わりませんでした。
 http://www.bpo.gr.jp/bpo/iken/index.html

●特集「硫化水素自殺」編

 硫化水素自殺のニュースで、その手法について「何と何を混ぜてガスを発生させる」と詳しく言いすぎである。「インターネットで知って」と言っているが、インターネットを見る人よりもテレビを見る人のほうが断然多い。視聴者の中には自殺願望がある人も大勢いる。そのような方々もいることを考慮し「こういう方法で死にました(=死ねます)」という内容は放送しないで欲しい。「硫化水素自殺が相次いでいる」というのも「こういった報道を見て実行した」と同じだと思う。放送基準・第8章の「自殺は慎重に扱う」はどこに行ってしまったのか。

 硫化水素がまさしくネットのキラーソフトになっているわけですね。

 硫化水素による自殺が相次いでいることについて、テレビで報道することで自殺が頻発するとわかった上でとり上げるだけならまだしも、出演者の「市販の物を調合して簡単にできるんですよ」、芸人の「楽で死ねるらしい」等とまでの発言はいかがなものか。これはネットを批判しながら「作り方はネットで調べてくれ」と言っているに等しい。BPOに頭の悪い報道をどうにかしてほしい。

 言ってることが逆?

 子どもたちの硫化水素自殺が連日放送されている。昨日、また6件の自殺があったと報道されているが、大人が自殺の方法を教えているとしか思えない。勿論、ニュースも大切だが、子ども達が真似することも考慮しなくてはいけない時期にきていると思う。片方でパンツ一丁の裸同然の芸人が幅を利かせ、もう片方で自殺の詳細な方法を伝えるテレビは何なのだろうか。少しは子どものためになる番組を放送してはどうか。

 何でそれを括るのかわからん。

 家庭用洗剤などを使って有毒な硫化水素を発生させる自殺が相次いでいることを受け、医師や臨床心理士などでつくる日本自殺予防学会は18日、他の自殺を誘発しないよう報道に配慮を求める緊急アピールを出した。硫化水素による自殺はインターネットなどを通じて広まり、今年に入って全国で相次ぎ、家族や近所の人が巻き添えになるケースも出ている」と、日本自殺予防学会が報道の配慮を呼びかけている。BPOとしても緊急に声明を出すべきである。硫化水素自殺と硫化水素という言葉を報道で使うべきではない。

 そういえばやってないね。BPOの注意喚起。まぁ実効力ないしね。

●報道編

 年金問題や後期高齢者医療についての報道で、年金特別便について報道番組のキャスターが「こんなものは全く意味がありません」と発言していたが、あまりにもふざけている。年金記録は本人にも確認してもらわないとどうしても不明なところがある。誤って他人の記録を統合してしまったらどうするのかと言いたい。実際に誤統合は発生している。また、会社が標準報酬額の数字を書き換えたという事案も、本当なら不正をした会社を叩くべきではないか?公文書偽造で犯罪行為だ。厚生年金法にも抵触する。何で社会保険事務所が一方的に悪いのか?また、後期高齢者医療報道についても何を今更・・・という思いだ。問題点などについては結構前から分かっていたではないか。市区町村や広域連合等も回数などは不十分ながらも説明会などを開催していたが、まるで何もやっていないかのような報道は即刻やめて欲しい。

 中の人ですね。わかります。

 政府与党はガソリン税の延長法案を今月末に衆議院で再議決するという。これに関して各放送局は、官房長官の「混乱は起きない」との見通しをそろって報道しているが、ガソリンスタンドが混乱するかしないかとか、自家用車で出掛ける人がどうとかなどという問題はあまり大きな問題ではないはずである。一番大きな問題は、今世界的に原油が値上がりして、それが日本でも輸送費の増大、発電コストの増大、その他諸物価値上がりなどの現象を引き起こしており、それにより国民生活が圧迫されていることだ。中小企業関係者の無理心中などが多発しているのはその影響であろう。それでもなお、今ガソリンの暫定税率を10年にわたって維持しなければならないのか、国の税制全体、予算の無駄遣いなどを検証・修正しないまま衆議院の再議決を強行しなければならないのか、国民の生活はどうなるのか、そういった所までを視点に入れて報道すべきではないか。ガソリンスタンドで混乱が起きるかどうかの報道だけでは、これまでの報道機関のもめ事を好む報道の仕方のままであって、報道機関への不信感を醸成するだけであろう。

 そして5月に暫定税率復活したわけですが……(これは4月の意見) まぁ混乱すると煽ったのも、そう演出したのもマスコミと言わざるをえないんですが……

 昼のワイド番組の司会が「中国政府から報道規制しろという指示が来ている」という発言をした。これが本当であれば中国政府が日本のマスメディアに介入しているという忌々しき事態である。チベット問題にしても日本のマスメディアは「暴動」としているが、海外メディアでは「虐殺」という表現がされている。毒入り餃子も中国政府の発表を流すだけで、中国国内での混入の疑いが高いにも係わらず、それを認めようとしない中国政府の姿勢に警鐘を鳴らす番組は少なかった。これでは中国政府の指示に従っていると言われても仕方がない。

 ※【Wikipedia】日中記者交換協定

 高知の大学では、女子学生に対して教授や准教授によるセクハラ行為が絶えないが、何故かローカルニュースでしか伝えられていない。大学には問題となった教育学部の教授だけでなく、他の学部にも指導していた大学院生の女性をホテルに誘う等の行為をしたセクハラ教授が複数いる。大学では「ハラスメント防止委員会」を設けるなどしているが、全国ニュースで伝えられていないためか、セクハラ行為をした教授達に対する処分も「厳重注意」に止まっている。過去に懲戒解雇された教授は万引きをした男性教授だけである。

 そうなんだ。

 死刑へのハードルが低くなった。「今日の光市
子殺害事件の判決で心は癒されたか?亡くなった奥様と子供さんに何と声をかけたか?」等、耳を覆いたくなるような言葉の数々、報道各局のインタビュアーは自局名と自分の氏名を名乗り節操を持つべきだ。あたかも自分の言葉が編集でカットされないよう特異な言葉をなげかけている。9年間も地獄のような環境で裁判を続けてきた遺族に別の言葉はかけられないのか。視聴者として非常に情けなく思う。

●お笑い編

 本日4月25日はJR宝塚線(福知山線)の脱線事故の三回忌にも拘らず、番組中で芸人達が福知山線脱線事故をパロディー化し、「脱線・脱線」と楽しんでいた。誰が見てもあの脱線事故を連想させる映像で遺憾だ。

 うわー。

 お笑い番組で、出演者とは関係のない他人の苗字や名前を連呼する芸人が複数いる。特に酷いのがピン芸人の女性芸人で、卑猥な踊りをしながら「ミチコ」「マサ子」と叫んで笑いを取っている。日本中のその名前の人たちに大変失礼だと思う。私の妻の名前も「マサ子」だが、本人だけではなく、私まで不愉快になる。人の名前をお笑いのネタにするべきではない。

●アニメ編

 よく「ドラマやアニメでの暴力表現・性的表現が子供に良くない」という意見を目にするが、自分はまったく逆の意見だ。人間の死や性を目にして学ぶことも多いはずだ。過剰な規制をすれば、映像芸術が衰退する危険もあるし、子供自身が問題について意識する場面を奪ってしまうのではないか。何より、これらはフィクションであり、それを区別しないで犯罪を起こす人間がおかしいのであって、人間は様々な表現に影響を受け適応する能力があるはずだ。単なる嘲笑や侮蔑的な意識が制作者にあるのなら話は別だが、表現者の萎縮も好ましくはない。この点に関してはもっと寛容になるべきだと考えている。慎重になるべきは報道番組だけで良い。アニメやお笑い番組はもっと規制を緩和して自由になって良い。緩和することが悪であるかのような風潮こそが異常であり癌だ。ただし、繰り返すがそこに悪意がないことが必須条件である。

●CM編

 いつもラジオを聞いているが、サラ金とパチンコのCMがあまりに多い。私の家族にも「サラ金・パチンコ依存症」の者が一人おり、小さな子どもがいるのに家事・育児を放棄している。公共の電波でパチンコの魅力を伝えたり、サラ金が「初めてでも安心」などと優しい声で借金をそそのかしたりするのは止めるべきだ。これ以上人生を台無しにする人を増やさないでほしい。

 サラ金依存症って。

 ゲーム機のソフトのCMで、 血のしたたる円形の刃物で、残酷に人型の相手を刺すシーンをアップで映し出している。刺す側があたかも唯一の正義であるような台詞。未成年の殺傷事件が社会問題となっている今、こんなCMを流すなんて許されることではない。

 何これ?

●猥褻編

 秋葉原の歩行者天国で衆人環視の中、開脚しTバックの下半身を晒した女性が警察に逮捕されたと伝えていた。逮捕前の映像と思われるが、その女性がテレビのインタビューに答え、スタッフに向かって「開脚」をして見せる様子を映していた。「公然わいせつ」に該当する行為を番組のために実演させ、それを逮捕後テレビで放送するなど、もってのほかだ。この局の感覚はタガが外れており、良識ある市民のそれとはかけ離れている。

 情報番組。秋葉原で若い女性が股間を開いて下着を見せている報道があり、コメンテーターがこのようなことを「いいじゃないか」と問題発言をした。全く不快であった。子供がいる時間なのでこのような放送はしないで貰いたい。

 どっちもどっちですから。

 23日の未明、4時前に見た「天気予報」の背景に露骨なセックス・シーンの映像が流れていた。いくら早朝の時間帯とはいえ、このような映像は不適切ではないか。

 それは事故じゃないんですか?

 最近、男の人が裸同然でテレビに出ている。パンツ1枚の格好だったり、異常に腰を振ってわいせつな感じを与えたりしているが、見るのが嫌な者にとってはセクハラ以外の何ものでもない。道路やその他、公の場所では間違いなく警察に連れて行かれる。それなのにもっと人の目に触れる子ども達も見るであろうテレビという公共の場所で、なぜあのような格好が認められているのか。見ていてヘドが出るぐらい気分が悪い。なぜいつまでも放っているのか。

 気分の悪さを伝えられても。

 ドラマ番組。番組宣伝では"さわやか系"の番組に思えたので、初回の2時間スペシャルを小学生の子供と見て驚いた。なんと冒頭から激しい乱闘シーンが展開され、続く野球部の部室のシーンでは、上半身裸(後姿)の女の子が男の子の膝に乗ってあらぬ行為をしている、そして場面が変わって男の子がズボンのベルトを締めている・・・こんなシーンが続いたのであわててチャンネルを切り替えてしまった。どこの家庭でも子供が見ている時間帯に、このような過激なシーンを放送してもいいのか。放送倫理上、許されないことだと思う。

 これ? 原作知ってれば全然「さわやか」じゃないし

 BPOの指摘されるように児童ポルノの氾濫については憂慮するものがあり、社会的に糾弾すべきものであるという認識は共有します。しかし、テレビにおける児童の全裸映像が当該ポルノにどれほど利用されているかとういう定量的な分析を行なうことなく、表現として普遍的な裸の児童の描写を排除せよという強い勧告は、「表現の自由」を保証する憲法の理念を持ち出すまでもなく、表現者への極めて重大な抑圧行為と断ぜざるを得ません。たとえば父子の微笑ましい入浴シーンも排除すべきでしょうか?最貧国では服もまともに着られない子供が多いでしょうが、ドキュメンタリーを撮る時は彼らにモザイクをつけるべきでしょうか?貴社の社会的影響はテレビを飛び越えてさまざまなメディアに及ぶものと思われます。はたして今回の提言が自由な表現活動を圧殺してまで行なうべきものかどうか、再考を願います。

 児童ポルノ規制法改正の動きと直接の関係はないとのことですけれども、この時期にBPOのような団体がこういった行動を起こされるのは、うがった見方をすれば世論操作のように思えてしまいます。そもそも、男児の裸体を映すような番組が、苦情
を寄せなければならない程に多く見受けられるようには感じられないのですが…。デリケートな問題だけに過敏になるのは分からなくもありませんが、もう少し慎重に行動していただきたかったです。

 男児の性器の映像について注意喚起がされましたが、女児の性器は既に禁止になっているのに、なぜ男児の映像はまだ「注意喚起」のままなのでしょうか。これは男女差別です。以前、ある番組で、男児、女児が海岸で裸で遊んでいる映像がありましたが、女児の性器だけにモザイクがかかっていました。同じ人間なのに、男女の扱いに違いがあるのを非常に不快に感じています。早く平等の扱いとなるよう、放送各社に強制してほしいです。

 今回の「児童の裸の映像を流さないようにしろ」という発表だが異常だと思う。児童ポルノとして悪用されたら悪用した人を逮捕すればいいだけで、悪用されたらいけないから存在そのものをなくそうというのは、殺人に使われたらいけないから刃物をなくそうというのと一緒で浅はかで短絡的だとしか言いようがない。裸を流さないようにすると、大家族の生活を撮った番組で皆でお風呂に入っている場面や誕生したばかりの赤ちゃんの姿を放送することさえ出来なくなるのではないか?小さな子供の裸は、いやらしい物ではなく無垢で純真な物だ。もし、性器が映っているからということで裸を流すことを規制したら、本当に子供の裸がいやらしい物だと感じる人が増えることになると思う。子供の性教育にも良くないと思う。第一、子供の裸をいやらしい物だと感じることこそ異常なことではなかったのか?児童の裸を規制するとその異常者の言い分を認めることになる。

 いくらなんでもやりすぎではないですか?どこまで放送を規制しても、出回るものは出回りますし、規制することがすべてということでもないと思います。現在児童ポルノが蔓延しているため規制するということが言われていますが、これも規制していいものなのでしょうか?他の国での実績を踏まえてから検討をされてはどうでしょうか?一説によると、規制するとさらにひどくなるという報告もあるようです。

 青少年委員会の審議  ◆視聴者からの意見について

 青少年委員会が4月11日に公表した「注意喚起 児童の裸、特に男児の性器を写すことについて」について、視聴者から「規制強化だ」「表現の自由を奪うのか」という批判意見が寄せられ、委員からは次のとおり発言があった。
* 委員会の「注意喚起」が、「単純所持の禁止」といった児童ポルノの規制強化の動きと同じだと受け取っているのではないか。
* 児童ポルノ法改正の動きには過激なアニメも規制しようとする案も盛り込まれているが、これと委員会の「注意喚起」を結び付けているのではないか。
* 「注意喚起」の記者会見席上で、委員会の主張と児童ポルノ規制とは一線を引くものだと、はっきり言明しているのに、規制と受け取られるのは残念だ。送り手と受け手のギャップを考える必要があるのではないか。
* 視聴者意見には、実際にインターネットで被害にあったという意見も来ている。やはり被害は実在していたようで、今後も注視していく必要がある。

 「別にそんなつもりないしー」が回答のようです。番組内の映像が加工されて児童ポルノとして利用される事態を懸念する声が強まっているのです。(「児童の裸、特に男児の性器を写すことについて」)って書いといてそれはないんじゃ

 報道番組。児童ポルノの実態に関して、明らかな情報をねつ造した悪質な報道があった。「日本が児童ポルノ輸出国となっている」というのは現在の実態とはかけ離れた過去の情報であり、現在においては解消されている。しかし、今でも酷い状態が続いているかのような虚偽情報が放送された。先進国の中で単純所持が禁止されている国は少ないにもかかわらず、多いと放送した。また、アニメやゲームを規制すれば子供が守られる効果があると虚偽情報を放送した。科学的には規制と子供を狙った犯罪に因果関係はなく、また統計的には規制により子供を狙った犯罪が増える可能性があるにもかかわらず、規制が子供のためになるという内容だった。以上の点より、訂正放送が必要だと思う。

 報道番組。"児童ポルノの根絶を"の前半では子供たちへの「虐待行為」と「虐待記録の流布」という問題を紹介していた。後半では「虐待記録」ではなく「"ポルノ"とみなされるもの」を対象として法的な「単純保持規制」を訴えていた。つまり、番組途中で問題対象が大きく変質されている。本来、何よりも課題であるのは虐待それ自体の抑制と被害者保護であり、これは番組出演者の言う「ポルノのダウンロード数が非常に多い人の逮捕」などで解決する問題ではない。そして、架空のマンガを対象にするなど、もはや全くの見当違いだ。米国は過去にマンガの内容を健全化する Comics Code と呼ばれる大規模規制を行ったが犯罪抑制に何の効果もなかった。ポルノの単純保持についても、米国を始めとする単純保持禁止国の方が日本よりも圧倒的に児童虐待や性犯罪発生率が高いのが現実だが、今回の放送内容ではそうした実態も紹介されておらず、まるで日本に非があり、規制すれば安易に状況を改善できるという誤解を視聴者に与えかねない内容であった。「児童虐待の正確な実態はどうであるのか?」「児童虐待を減らすことのできる本当に適切な方法は何か?」「流出した虐待記録を回収する本当に適切な方法は何か?」、これら、子供の人権を守るための議論が真摯に行なわれることを願う身としては、今回の放送が問題の本質からずれた内容であったことに強い懸念を抱いた。

 ドキュメンタリー番組。BPOが注意喚起した直後にまた男児の全裸シーンが複数放送された。最初に男の子3人がお風呂に入っているところで後ろの2人が立っていてマークで隠されていた。マークで隠すと、それはいかにも「全裸を撮ってます」というような感じで逆にいやらしく児童ポルノっぽくなるのでやめて欲しい。どうして男の子だけいつも撮られてしまうのか。カメラマンが撮らなければ問題はないのだから、カメラマンが責任を持って男の子の裸にカメラを向けないで欲しい。女の子だったらカメラを逸らしたり遠ざけたりカットしたりしているのだから同じようにできないのか。ほほえましさの表現でもない。子供の裸をとること自体が児童ポ
ルノに価すると思う。

 バラエティー番組。男性の全裸での入浴シーンが流れた。お尻も丸出しだった。そしてお互いの性器が大きいとか何とか卑猥な会話をしていた。また女性の前でわざとパンツを見せる男も登場。最近は女性の裸に関して規制が厳しくなっているのに男性の裸は野放し。何とかしてほしい。

●その他

 ラジオで死刑について議論する中で、50年前に録音された死刑囚の肉声が流された。いくら死刑や裁判員制度について考える真面目なテーマだったとはいえ、このテープの使用は議論にとって必要不可欠だったとは思えず、とても奇異な感じがした。所詮は興味本位によるもので、倫理的にも不適切だと思った。このテープの使用の是非についてはBPOで検証していただきたい。また放送では、「この死刑囚の声は番組のスクープだ」と力説していたが、今朝の新聞によると、このテープは過去に2度放送でされているという。スクープというのは偽りではないか。

 これはやらざるをえないと思う。

 日弁連が主催した映画「靖国」試写会・シンポジウムの模様を昨日の民放局の朝のワイド番組や夕方のニュースおよび公共放送の夕方7時のニュースで放送していたが、いずれも「表現の自由」の問題に偏りすぎていた。私が直接、映画に出演した高知在住の刀匠の方に電話したら「映画に登場させられるのは不本意だ」と言っていたし、靖国神社も「撮影を許可した覚えはないと監督に文書を出したが返事はない」と語った。「表現の自由」も大事とは思うが、刀匠や靖国神社のような個別の権利者の人権や権利を守ることも大事ではないか。ニュースで取り上げる際、この問題も取り上げるべきではなかったか。

 「靖国」は映画だがそれを報じるニュースはBPOに通報できる、と。

 ドラマ番組。女性・子供を絞殺していくシーンがたくさん流れた。無差別殺人事件が多い中、このような番組を放送するのはよくないのではないか?テーマはともかく、子供・女性を殺害するシーンはよくない。

 大人の男性なら殺してもいいのか。投稿者が女性かどうか知りたいもんだ。

 ……で誰か純情ロマンチカに突っ込む人いないの? というかあれだけいっぱい出たのにアニメないよ。

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年3月分

 2007年度は最後になるわけですが、来年度は意見の表記方法を戻してくれるんでしょうか。
 http://www.bpo.gr.jp/bpo/iken/index.html

 ●報道編

 痴漢冤罪事件について、女性が実行犯なのに犯罪者として実名などが公表されないのはいかがなものか。このようなことがまかり通るならば、女性はいつでも事件をでっち上げることができるではないか。犯罪者は犯罪者としてしっかりと社会的責任を負わせるべきだと思う。

 そういえば出たのかな。

 沖縄少女暴行事件は少女側の告訴取り下げにより不起訴処分とされた。法律上は不起訴でも、沖縄県青少年保護育成条例には接触するはずだ。取材した記者達は警察発表でその事に対してなぜ何の質問もしないのか?不起訴処分になる前のテレビ報道は、米兵に対して人権侵害とも思えるような報道を行っていたように思える。

 保護育成条例は環境を守る法律であって行為自体は迷惑行為防止条例だと思うが。抵触だと思うけど電話でなら聞き間違いもあろう。

 大阪地検特捜部が、相続税法違反で大阪市生野区の姉妹2人を逮捕したニュースを不適切な表現で伝えていた。長女の会社役員と四女の会社役員が亡父の遺産を隠し、相続税では過去最高の28億6千万円を脱税した事件で、民放各局は韓国名で報道していたが、NHKは日本での通名で伝えていた。このような伝え方は、日本人姉妹の犯罪との誤解を与えかねない。報道機関は外国人の犯罪の場合、通常は本名で伝えているが、今回は余りにも在日韓国人に配慮した報道姿勢だ。局に意見を伝えたが「局のガイドラインに沿って総合的に判断した」との応対だけで具体的な根拠についての説明はなかった。

 おなじみの朝日もそうだったっぽいんですが、テレビの方は不明。

 土浦の8人殺傷事件や岡山の突き落とし事件などの報道に関して、ゲームやマンガが原因であるかのような報道が繰り返されている点に問題を感じている。土浦事件は「家庭内での会話すらほとんどなかった」、岡山事件は「経済的な事情で大学進学を諦めた」「就職活動が難航していた」という背景も報道されたが、ワイドショーなどでは「ゲームやマンガの影響」ばかりがクローズアップされていた。このような偏った報道はゲーム愛好者やマンガ読者などを心理的に圧迫し、またそれらの人々に対する偏見を助長して社会的排除状況を生み、さらに状況を悪化させてしまうのではないか?また、ゲームなどが犯罪の主因でなかった場合、本当の主因が見過ごされ社会的に改善されることなく放置され、第二、第三の事件が起きるのではないか?公平なニュース報道がされることを期待する。

 報道番組。無差別殺傷事件の報道で執拗に「百本以上のゲームと共に血の付いた刃物が」「ゲーム的に人殺し」という表現をしていた。家宅捜索では他にも重要な事実が見つかったはずだが、何故「刃物が見つかった」という事実に「ゲームが見つかった」という事実だけを付随させたのか。意図的に他の事実を隠匿せしめ、ゲームだけ誇張することでゲームによる影響を助長している報道ではないか?ゲームと一口にいっても、様々なジャンルがあり、ひとくくりにしてレッテル貼りを助長するような報道は避けるべきだ。またゲームだけが原因ではない。宮崎事件も奈良の放火殺人もその生い立ちは看過できないものだった。私もDSなど数十本のゲームを所持しているが犯罪者にはなっていない。ゲーム所持本数ではなく本人の生い立ちが主因だ。

 少年による線路突き落とし殺人事件は、茨城無差別殺傷事件の報道を見て、犯人は何らかの共感を得て殺害衝動に走ったに違いない。茨城殺人では「容疑者はゲームが好き」や「無職」などと報道された。共通性があると容疑者に共感し、同様の殺人衝動にかられる人間も出てくる。容疑者と同じ状態だから自分も殺していい、自分も同じことをしていいと思わせてしまう。ゲーム好きや無職などと一般性を言えば言うほど、共感を得る人間が多くなる。テレビが殺人衝動の一因になっている。

 当然のことながらこの2件は挙がってくるわけで。

 茨城の連続殺傷事件の報道で、「ゲームに影響を受けた」と解説しながら殺傷事件の現場をまるでシューティングゲームのような映像を使いゲーム感覚で紹介していた。画面を見ていると非常にリアルな感じを受ける。この事件に限らず、過去にもひとつの事件報道後に類似した事件が起こっている。これはマスコミが事件の詳細までを伝えるせいではないかと思う。事件の報道に効果音やシミュレーション的なものはいらない。淡々と伝えていただきたい。

 シューティングじゃなくて格闘やビーチバレーが好きだったようですが。

 3月12日、主婦である私の娘が江東区で買い物中にテレビ局の取材を受けた。番組名は聞かなかったが、「食の安全」に関する消費者の動きを探るのが狙いらしい。担当者は娘の自転車のかごの中の品物に気付くや、「ああ、これは○○ですね」「おや、△△も買ったのですね」等と言いながら娘が制止する間もなく、品物をどんどん買い物袋から取り出した。非常識な態度に呆れた娘はそれ以上取材を受け続ける気も失せ、話の途中で逃げるように帰って来た。他人の買った商品を勝手に取り出し、カメラに向かってそれらを見せるとはどういう神経の持ち主なのか?まともな社会人のすることとは到底思えない。テレビ局に電話で抗議したところ、応対者は丁重に謝ってくれたが、「番組名が分からなければ担当者を特定することは不可能」と言われた。悔しいが仕方がない。今回のような取材を二度と繰り返さないよう強く求める。

 報道でも下請けが作ってる場合もあるんだろうなぁ。

 タレント出身の2知事は47人の都道府県知事の一人となったのだから、テレビを始めとするメディアはタレント同様の扱いをして騒ぐのをやめるべきだ。他の知事達は全国放送の番組に出ることもなく地道に職務に専念している。その一方で元々有名人である二人の知事だけを特別扱いするのは公平ではない。これでは「我が県の知事も何が何でも有名人を!」と考える県民が増え、日本中タレント知事ばかりになっても不思議ではない。

 「日本では有名でも世界
ゃ誰も知りません」とこの間絵傍聴した県議会で議員の人が言ってました。

●お笑い編

 土曜日夜の“新たなお笑いスターを生み出す”ことを売りにしている番組の出演者の芸がひどかった。皇后さまと同じ「みちこ」を名乗り、巫女さんの扮装をして神道を徹底的に侮辱するものだった。その異常な振る舞いにはユーモア精神は全く感じられず、芸とは呼べないものだった。信教を茶化すコントは昔からあったが、それでも信教に対する畏敬の念がどこかに感じられたからこそ笑えたのであり、彼女の芸のように、皇室を含め日本人の心の拠りどころを踏みにじるような内容では誰も笑ってくれない。

 皇后様と同じ名前まで意識していたかは謎。

●アニメ編

 各地のテレビ局で放送されているアニメ番組で人間同士が岩などで殴りあい、最終的に人間をバラバラにして食べているというシーンがあった。本編では「○○ ボケ」になっている人に暴力をふるい、突っ込みを入れるという、正常な人間が見るとは思えない内容で理解不能。凶悪犯罪に発展しかねないと思う。たまたま見てしまい、大変、傷ついた。すぐに放送をやめて欲しい。

 絶望ファイトwwwwww

 アニメ番組。知り合いの家にいったら、学校にいく前の幼児が番組の真似をしてパンツもはかずに丸裸でふざけていた。明らかに番組の影響だ。いい加減この番組は止めて欲しい。

 どう見ても「クレヨンしんちゃん」だと思われますが。

●CM編

 最近パチンコメーカーのCMが目立つ。パチンコがいかにも健全な遊びであるような印象を与える。パチンコがギャンブルであり、パチンコのせいで悲惨な暮らしを送っている人たちがたくさんいることは周知の事実だ。しかも、この業界にはいかがわしい面が数多くあることも事実。どうか、こうしたことを考慮して、パチンコメーカーのCMを流す事をやめればどんなに多くの人たちが救われることか考えていただきたい。民放は資金を確保しなければならないことは理解出来る。しかし、有望な若い人たち、そして、年金暮らしの老人たちのために、パチンコがいかにも健全な娯楽であるような印象を与えるCMは社会にとっては害毒。パチンコで人生を台無しにするのは自己責任の問題だが、やはり、そのような環境がなければ、悲惨な境遇に落ち込まずにすんだ人もいるはず。パチンコの CMを流さない放送局を応援する。

 パチンコ屋のCMは潰したのにね。

 怖い映画などのCMが放送されるが、制限をお願いしたい。今でも夜や夜中限定でCMが流れているかと思う。しかし、映像が過激すぎて大人の私でも気持ちが悪い。映画雑誌のみで宣伝しても、見たい人は見に行くと思う。宣伝だからという理由だけではなく、CMは何回も見るものなので視聴者が不愉快にならない程度に制限をお願いする。

 正直そこまで面倒見切れない気がする。

●猥褻編

 最近の歌謡曲の歌詞は性描写が露骨で過激である。孫の教育上問題だと思っている。放送局はこの点を十分注意して放送して貰いたい。

 TV局が歌詞を改変しろと?

 男児ポルノに関する議事録を見た。表現の自由との関連性を訴えていたが、簡単な話で、女児の裸と男児の裸を同格に扱う。これだけでいい。「女児の裸はポルノ」「男児の裸は自然な姿」等と勝手な価値観で露出度に格差を設けるのがよくない。テレビで性器などを晒された男児は心の傷になると思うので、そういった被害に関しても訴えるべきだ。

 「男児の裸」について、映像で流すことに対する批判や、規制を強めるべきだという意見を読んだが、自分はそうは思わない。本人の自尊心を損なわず、不自然・不健康な感じにならない限り、男の子の裸はおおらかに扱うべきものであり、現在各番組で見られる程度の露出は容認されるべきだと思う。

 情報番組。小学生男子が温泉に入るシーンで撮影の為に手ぬぐいを腰に巻いていたが、女性出演者が「いいよ~、ボクたちは隠さなくても」と言っていた。小学生女子だったらとしても同じ事が言えるのだろうか。子供の男性器はよくて女性器は駄目なのだとしたら男性差別である。猛烈に腹が立つ発言だった。

 男児の裸に関しては最近見解が出たばかり。

●その他

 先日行われた名古屋国際女子マラソンについて、女性歌手の担当するラジオ番組で「高橋尚子選手を勝たせるために有力な選手をあまり招待しなかった」「無理をして出場したのは大金を受け取ったからだろう」と発言。この大会はオリンピックの選考試合であり注目し応援していたので耳を疑った。事実ならスポーツマンシップに反する行為だと思い、日本陸上競技連盟とラジオ局に事実確認の電話をした。ラジオ局は「担当者がいないので分かりかねる」とのことだが、日本陸連では「全くそんな事実はない」との事。どうやら女性歌手による単なる誹謗中傷らしい。公共の電波を何だと思っているのか?何の根拠も証拠もないのに「金銭疑惑」や「不正」があったかのように発言するなど、大会当事者や全ての関係者に対して失礼だし名誉毀損ともいえる。ラジオ局はつい最近も「羊水発言」で失言を放送したばかりだ。今回の発言は故意の悪口のようなので、失言より悪質ではないか?

 それは普通に推論とか陰謀論とか言うだけの話のような。

 「全然」という言葉は、「全然~ない」というように「否定」に使う言葉だが、最近では放送でも「全然大丈夫」というような「肯定」の意味での使い方をよく聞き、何か違和感を覚える。また、「すごい頑張っている」もよく聞くが、「すごく頑張っている」が正しい使い方ではないのか?

 ええそうなんですけど。

 私は視覚障害者。ラジオだけでなくテレビも音声で楽しんでいる。ところが番組に対する「お便り」や「テーマ別の投稿」を呼びかける際、ほぼ全てと言って良いほどFAXかEメールでの送信を指定している。視覚障害者にとってそれは他人の介助を要する高いハードルであり、その時点でテレビ・ラジオから疎外されたような気持ちになってしまう。何とか我々が気楽に番組に参加する方法を工夫してもらいたいものだ。

 気持ちはわかるんだけど見えてても介助を要する人っていっぱいいるから(経験者) 何かいい方法はないものかという点はもちろん同意。

 放送局の
ット記事やテレビの字幕スーパーを見ると誤字が多く見受けられる。幾つか例を挙げると「北の湖理事長」が「北の海理事長」となっていたり、「痴漢で逮捕」が「ちかんで逮捕」と表示されていたり、時津風部屋事件で部屋の若い衆を「○○関(本来十両以上の関取のみに許される尊称)」と表示したりとムチャクチャになっている。いずれも準備段階で気がついて訂正は可能であったはずだが訂正された形跡すらない。メディアはもう少し緊張感を持つべきではないのか。

 たぶんテロに確認や訂正なんかの段階はないと思う。作る人間の方が対応できなくなっただけ。でも「痴漢」は常用漢字だっけ?

 BPOの毎月の集計で、この種の意見が多かったと統計数字を示し、めぼしい意見をHPに掲載したりしていますが、毎月のように多く意見が寄せられる事柄についてメディアはそれを改善する様子が全く見られない。例えば霊能者や占い師と称する者の科学的根拠のない発言、大食い番組、またバラエティー番組における芸人の非常識な芸など全く変わっていない。これではBPOの存在意義は何もない。かつての主婦連の不適切番組に対する指摘や行動の方がずっとましだ。不適切な番組はメディアの責任ばかりではなく、そんな番組のスポンサーになっている企業にも問題があると思う。主婦連にもう一度立ち上がって欲しい。

 仲間? いやもう統計なんてやってないけど。

 子ども達の言葉遣いの悪さに呆れている。例えば「美味しい」を「まいう~」と言う。その言葉遣いを注意しようものなら、「うるさい」「テレビでやっているから」と反抗的な態度を取る。お笑い番組が悪いとは言わないが、子ども達に与える影響を考えていただきたい。大人でもまともな言葉遣いが出来ない人を多く見ているので、このままではこの先の日本が不安だ。

 それはお笑い番組じゃない。

 ちょっと思ったけど新聞に対してこういうことを申し述べる機関ってあるのかな。

4月2日の消化アニメ

今日の第26話(最終回)
「バンブーブレード」

 あの試合から半年、タマちゃんたち1年生は進級して2年生になった。
 剣道部は学校を去った石田に代わり吉川先生が顧問となり、部長はキリノからダン君に代替わりしていた。そこに1組の男女が現れる。新入生の彼らは兄から防具をもらい受けたので初心者ながらも剣道部を志望してきたと言う。女子のほうはあまり乗り気ではないが。
 名前を聞くと男子は岩佐の弟、女子は外山の妹だった。
 ここで吉川先生から重要な話を聞かされる。なんと妊娠したので産休に入ると言うのである。顧問不在に困る部員たちだが、吉川先生は産休補助で新たな教師がやってくると説明した。
 それが、石田だった。
 キリノの喜びっぷりが完全に夫婦。お前ら結婚しろ。吉川先生をさっさとモノにしてしまった石橋氏ねw 町戸高校剣道部はあの安藤が部長らしい。進級して最初の試合には1年生2人の姿も。タマちゃんはここで原作ルートでのライバル、榊心とすれ違ってアニメは終了。
 思えば制作資料流出からたくさんの話題で盛り上がったアニメがこんなに綺麗に終わるとは、お疲れ様と言わざるをえない。

今日の第13話(最終回)
「ARIA The ORIGINATION」

 アリシアさんのゴンドラ協会理事就任&寿引退のため、とうとう灯里がARIAカンパニーの経営者に。さまざまな引継ぎ業務の末、とうとうやってきたアリシアさんの引退式典。最後のオールを受け取るのはもちろん灯里です。
 プリマとして、姫屋の支店長になった藍華。カンツォーネの実力からオペラ歌手としてもデビューしたアテナさん。前代未聞の飛び級プリマでも3人で遊びにいく計画は絶対に守るアリスなどなど、立場は変わっても毎日は続いていくわけで。アリシアさんはグランマと一緒にゴンドラ協会でお仕事する風景は見られるものの肝心の結婚相手だけはわからないまま。でもときどきは一人でがんばる灯里の元に遊びに来たりもするのです。
 そして数年後、ARIAカンパニーに新たなウンディーネ候補がやってきました。彼女の名前はアイ……そう、あのアイちゃんです。
 3期に渡り、非の打ち所のないアニメだったとも言える作品に原作ともども感謝。

3月31日の消化アニメ

今日の第13話(最終回)
「みなみけ おかわり」

 ハルカの留学話に笑って送り出そうと、カナとチアキが家事に奮闘するお話。もちろん妹2人を置いて留学するわけもなく円満エンド。そしてやっぱりオチは先走って先に留学先に発ってしまった保坂先輩なのでした。
 EDの最後に出てくる女性は大人になったカナなのかな。3人のその後って言うのは確かに興味あるけど原作はまだまだ終わってないし。
「君が主で執事が俺で」
 前日の件で森羅に解雇を言い渡されるも、父親に出会ったことが頭から離れない錬。妹2人の嘆願で解雇は保留されるものの、コンサートを翌日に控えて父親の方が屋敷にやってくる。錬と美鳩に戻ってくるように要求する父親に森羅と朱子は……
 コンサートの後に森羅と錬の糸を引くようなキス。糸まで描くキスなんてエロアニメ以外ではどこで見たかなぁ。父親だけでなく森羅のお師匠様も藤原啓治というヒロシづくしの最終回。母親に似てきたって言う美鳩ってよくあの父親の下で犯されなかったなぁ。未有たんは本当にアダルトだ。エピローグになったらいきなり更正してる父親笑った。なんだかんだでネタにはなっているハルより、もっとMを出して欲しいと思った1クールでした。
「true tears」
 木から飛び降りた乃絵は足を骨折して入院。眞一郎は出来上がった絵本を見せに行くが拒否されて、海にそれを捨てに行くことに。しかしそこに松葉杖の乃絵が現れて……
 持って行かれるかと思ったらキスもなく待望の比呂美エンド。ある意味当て馬になった形の乃絵だけど雪が解けて友達もできたみたいなので、彼女にとってはこれからなんだろうな。でもやっぱり眞一郎に抱いた思いは本当なわけで、鶏小屋に作ったあの石文字が雪が溶けたらバラバラになっていたのを見てやっぱり泣いちゃうわけですよ。「本当に大切な人のことを思うと涙は勝手にあふれてくる」それを乃絵は体現したわけです。
 メインヒロインっぽいのが2番目っぽいのに主人公を持っていかれちゃう話って「東京ラブストーリー」がそうだっけ?

3月28日の消化アニメ

今日の第13話(最終話)
「ロザリオとバンパイア」

 萌香と九曜の直接対決は銀影の助けもあって勝利。月音は九曜に焼かれるものの萌香が吸血鬼の血を送り込むことで回復。ただ、そのせいか人間離れした身体能力も手に入れた模様。瑠妃がいなかったのは新しい魔法の杖を作るためだったらしい。最後はかぷっちゅーではなくキス……のはずだったんだけどやっぱり邪魔が入ることに。人間疑惑は九曜を倒したのが月音ということにして晴らせたようで、これから1対5のラブコメが始まるハズなのに終わってしまうのはちょっと残念。

今日の第23話(最終話)
「CLANNAD」

 番外編とはいえ時系列は文化祭の後、煮え切らない渚と朋也の関係に再び現れた芽衣が策を弄するお話。呼び込みは凶悪だけどきちんとパン屋としての認知度を高めた芽衣はやっぱり有能。春原との妄想シーンはかなり強烈なインパクト。次回予告代わりの続編PVには汐の姿も……。早くても7月になると思うけど。

今日の第24話(最終話)
「灼眼のシャナⅡ」

 時計塔での戦闘完結編。負傷したマージョリーに代わって、シュドナイ&ヘカテーと戦うシャナとヴィルヘルミナ。ヘカテーが相当戦えるようになっていたのが意外。最終的には目覚めかけた紅世の徒のエネルギー供給源を悠二とシャナの2人で絶って終結。フィレスの宝具を使うのかが焦点だった吉田さんだったが、結局使わずじまい。よってフィレスにも出番なし。しかし専門用語とか調べ始めるときりがないなぁこのアニメ。