【アドオン改造】Google Chrome Viewを作ったメモ①

とりあえず見た目だけGoogle Chrome Viewにする、の巻。

【注意】あくまでネットで読んだ知識を応用した自己流の改造なので、あまりオススメしません
【注意】このエントリではただ「Google Chrome View」に見えるIE Viewを作っただけに過ぎません。

 IE View 1.3.7のサイト(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/35に行って、インストールのリンクで右クリック。「名前をつけてリンク先を保存」でアドオンのパッケージであるie_view-1.3.7-fx+mz-win.xpiを入手。

 ファイルの拡張子を.zipに変更するか、解凍ソフトを使ってzipファイルとしてie_view-1.3.7-fx+mz-win.xpiを解凍する。

 解凍したファイルの中にあるinstall.rdfをテキストエディタで開く。
 自分はサクラエディタかterapad、EmEditorなど。オススメはXMLの表示モードがあるEmEditor。

 <em:id>{6e84150a-d526-41f1-a480-a67d3fed910d}</em:id>を適当なIDに書き換える(アドオンの識別を行う場所らしい)
 書式的には、機能(アドオン)名@製作者(サイトのドメイン)名 が一般的な模様。
 例:<em:id>googlechromeview@ccfsquare.com</em:id>

 <em:id>直下にある<em:name>IE View</em:name>および、<em:description>Open pages in IE via Firefox menus</em:description>を今回のアドオン名に合わせたものに書き換える。
 例:<em:name>Google chrome View</em:name> <em:description>Open pages in Google chrome via Firefox menus</em:description>

 日本語化をしている部分である<em:localized>~</em:localized>の以下の部分を今回のアドオン名に合わせたものに書き換える。

<em:localized>
  <Description>
    <em:locale>ja-JP</em:locale>
    <em:name>IE View</em:name>
    <em:description>Firefox のメニューからページを IE で開きます</em:description>
  </Description>

<em:localized>
  <Description>
    <em:locale>ja-JP</em:locale>
    <em:name>Google chrome View</em:name>
    <em:description>Firefox のメニューからページを Google chrome で開きます</em:description>
    <em:creator>CC.F-SQUARE</em:creator>
</Description>
</em:localized>

  Firefoxの対応バージョンを設定する<em:targetApplication>~<em:targetApplication>部分の以下の部分を3.0.*でも動くように書き換える

<em:targetApplication>
  <Description>
    <em:id>{ec8030f7-c20a-464f-9b0e-13a3a9e97384}</em:id>
    <em:minVersion>1.0</em:minVersion>
    <em:maxVersion>3.0b4</em:maxVersion>
  </Description>
</em:targetApplication>

<em:targetApplication>
  <Description>
    <em:id>{ec8030f7-c20a-464f-9b0e-13a3a9e97384}</em:id>
    <em:minVersion>1.0</em:minVersion>
    <em:maxVersion>3.0.*</em:maxVersion>
  </Description>
</em:targetApplication>

 以上の書き換えを終えた後、install.rdfを上書きして解凍した4つのファイルをまとめて選択した状態でこれらを1つのzipファイルに圧縮する。
 できたzipファイルの拡張子を.xpiに変更して、Firefoxにドラッグするとアドオンのインストールが始まる。インストール後、再起動すると……

image

 元はIE Viewだったものがしっかり「Google chrome View」としてインストールされている。IDを変えたので、もともと入っていた「IE View」とは別にインストールされていることも注目。

image

 作成者名もきちんと反映されている。

 そしてアイコンの方はIE Viewのままなので、次回はこれを何とかすることに。ここからはアドオンの本体になっている部分なので、作り込みが楽しい部分でもある。

【競合】FireGestures1.1.4.1+Text Area Resizer & Mover 1.76

FireGestures 1.1.4.1
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6366

Text Area Resizer & Mover 1.76
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/8287

の2つが競合して、

 「タブを閉じる」ジェスチャーをすると延々と開いたタブを閉じていき、結局全部閉じてしまう。

という不具合が発生した模様。
 こちらでの解決法は、どちらかを削除するか無効化すること、となるとやっぱり「Text Area Resizer & Mover 1.76」を削除するしかないよね、ということで。実際問題テキストエリアは画面上の問題がない限り拡大/縮小は便利だけど移動する利点ってあまりないんだよね。逆にノートでマウスを使わない環境なら「FireGestures 1.1.4.1」を削除or無効化というのもありうる話。趣味と都合で選べるアドオンだからその辺は趣味と都合でと言うことで。

 代替アドオンとしては拡大/縮小に特化した

Resizeable Textarea 0.1d
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/3818

 が現在のオススメ&使用中。

 バージョンアップで解消する可能性もあるので、削除でなく無効化で様子を見る(アップデートチェックはしてくれる)のもアリですが、わけもわからないうちに使ってないアドオンのアップデートで使いたいアドオンが不具合を起こすのはパニックの元(実際発生時はタブ大量にストック中だったので慌てた)なので潔く削除して、また必要になったら競合が解決した新バージョン(需要が多い、更新頻度の高いアドオン同士ならどちらかor両方で対処されるはず)をインストールと言う形がいいんじゃないでしょうか。
 それでダメなら自分で作れ、と言う世界でございます。

 あと紹介する側もすでにバージョンアップで仕様が変わってたり、あとで今回のケースみたいなことがあると面倒なので基本的にバージョン込みで表記した方がいいのかなと思った次第です。まぁ今に限らず最近やってるんだけど。

Firefoxとchromeのいろいろ ① Firefoxとその他とchromeの連携。

 IETebの外部アプリ連携機能を流用する方法をご紹介。

使うもの:IE Tab 1.5.20080823
 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/1419

 まずはアドオンマネージャから「設定」を選択するか、ステータスバーのIETabのアイコンを右クリックして設定画面を表示。
 「外部アプリケーション」タブを開いて……

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設定画面:以前、Safariを対応させたのでSafariのパスが入っている。

 この「パス」をchromeに変えてあげればいいのだけれど、このインストールフォルダがなかなか見つからない。スタートメニューにあるショートカットを右クリックして引きずり出せばOK。一応パスを書いておくと

 "C:\Documents and Settings\ユーザ名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\Application\chrome.exe"

 とんでもなく面倒なところに本体がおいてあったりする。なぜ普通にProgram Filesに置かないのか謎。
 書き換えたら「OK」で終了すれば、あとは右クリック→「ページを外部アプリケーションで表示」でそのページをchromeで開くことができる。

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設定画面:連携するアプリをchromeに設定したところ。

 でもこの流れを見ればわかるとおり、以前まで設置してあったSafariとの連携がなくなってしまうが、以前紹介していた「Safari View Win」がとうとう正式公開されたようで。

使うもの:Safari View Win 0.4.1
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6438

image 
Safari View Win 設定画面:初期設定では空白なのでSafariのパスを入力する。

 これでFirefoxからIE/Opera/Safari/chromeの4種類のブラウザを扱うことが可能になる(Operaはご存知OperaView)

使うもの:OperaView 0.6.1
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/1190

 もちろん、4つのブラウザはそれぞれインストールされていることが前提なのでその辺はご留意を。
 IETabからパスで起動する仕組みは結構便利なのでこの辺は「外部アプリケーション」をアプリ名に反映させることも含めて仕様の拡張をお願いしたいところだったりする。

 最後にメニュー欄がいろいろ混ざると面倒なので「Menu Editor」で表示メニューを使いやすい位置にカスタマイズしておしまい。

使うもの:Menu Editor 1.2.6
 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/710

image
image 
Menu Editor設定画面:「メインコンテキストメニュー」で並べ替える。
セパレータの入れ方知らないんだけど(滅)

……と思ったら、早速出てました。仕組み的には簡単なのでやっぱり統合してほしいなぁ。

Firefoxで閲覧中のWebページを“Google Chrome”で開き直せる「Chrome View」
 
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/09/04/chromeview.html

最近妙にFirefox 3の起動が重い

 と思った。最近はいろいろなアドオンを紹介しつつインストールもしているのだが、尋常でなく待たされる。時間にして数十秒。1分ではないにしてもOSをもう一回起動する程度の長さ。
 Firefoxに以上がある場合はほぼ間違いなくアドオンだ。というわけで、調べてみると……

 XUL/Migemo 0.10.6
 
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/5239

 どうもこれっぽい。というか削除したらたちどころに回復した。
 内容的にはローマ字や読みでも該当する漢字の単語を検索できる検索アドオン。処理的に重そうだなぁとは思うけど、起動時にどうしてこんなに負荷がかかるかなぁ。

最近入れたアドオン 2008年8月号

今回は特にEeePCのFirefoxで使ってるものがメイン。

keyconfig 20080611
http://forums.mozillazine.org/viewtopic.php?t=72994 
functions_for_keyconfig-1.4.0
http://www.pqrs.org/tekezo/firefox/extensions/functions_for_keyconfig/index.html.ja

image

 キーコンフィグを弄るアドオン。functions_for_keyconfig-1.4.0はkeyconfigでは弄れない操作を対象に追加。
 マウスやタッチパッドに頼らない操作をしたい場合。
 アドオンの機能にうまく直結できるようになるとありがたいんだけどそうすると普通のタイピングができなくなるか……

FireGestures 1.1.2
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6366

image

 巷では定番のマウスジェスチャ追加アドオン。
 今までちょっと敬遠していた部分があったんだけど、巡回速度向上にとっても役立つことがわかって私も即定番入り。
 「Mouse Gestures Redox」http://mozilla-remix.seesaa.net/article/104234830.htmlというもうひとつの定番もあるみたいだけど一応満足。

Ctrl-Tab 0.18.2
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/5244

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 Ctrl+Tabでタブ回転、Ctrl+Shift+Aでタブ一覧表示ができるシンプルなアドオン。全画面表示のお供に。

Smart Bookmarks Bar 1.4.2
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/4072

 image
使用前
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使用後

 ブックマークツールバー上のリンクをFaviconだけ残して整列してしまうアドオン。
 でもこれじゃどれが見たいリンクだかわからない? 前回のFavicon Pickerを使う手もありますが……

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 マウスオーバーすればちゃんと読めます(させない設定もある)
 アイコン同士の間隔は4段階で調節可能(画像は最小)
 あとテーマによってはFaviconがないリンクにアイコンが存在せず、本当に見えなくなる場合もありますがそういうリンクだけテキストを表示する設定もあります。
 ただ使ってて思ったのは動かすとツールバーの長さがこまごまと変化するのでちょっとウザいかも。

Nuke Anything Enhanced 0.68.1
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/951

 image
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 選択した範囲(Remove selection)/またはそれ以外(Remove everything else)を削除してしまうアドオン。
 印刷したい範囲を切り取ったり、画像リンクを切り出した後BatchDownlordで一網打尽にするときに使ってる。
 削除した部分は再読み込みすればまた復活なので安心。 

Save File to 1.1
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/4902

 image

 コンテキストメニューに「次のフォルダに……」を追加して任意のフォルダに保存できるようにするアドオン。
 ページ保存、リンク先保存、画像保存の3種類にそれぞれ保存先フォルダが設定可能。
 フォルダも1段だけではなく設定したフォルダ以下ならどこにでも保存できる。
 その分メニューが長くなるのと、フォルダが大量にある場所を指定すると利便性がなくなってしまうのでうまく指定すべし。

All-in-One Sidebar 0.7.6
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/1027

image

 ダウンロードやアドオン管理をはじめ、インストールした各種サイドバー系のアドオンを一括して扱うことのできるアドオン。
 特にアドオン管理をサイドバーで行えるのは意外と便利だったりする。常時開いている必要もないので案外使える一品。

 そろそろ自作アドオンやりたいなぁ……って今まで何度も通ってきたなぁこの道

最近追加したアドオン

bookstack
http://code.google.com/p/bookstack/

image  リンクをブックマーク内の「積読」フォルダにためこんで、サイドバーから読み飛ばす(文字通り閲覧したらサイドバーからは飛んで(消えて)しまう)アドオン。
 なんか意味あるのかな、と思ってたんだけどブックマークのフォルダ内の巡回用ページを「積読」に指定して、順番に攻めるときにとても便利でわかりやすい。
image ちなみに飛んでしまったページはそのフォルダの「ごみ箱」フォルダに移動しているだけなので、終わったら戻しておけばまた使える。でも「ごみ箱」のままFirefoxを終了すると消えてしまうし、途中で止まったりしたらわからないので、削除しない設定にするかブックマークのバックアップはしておいたほうがいいかもしれない。
 この辺は設定で何とかなるのかもしれないし、完全に読み捨て用途で全然考慮されていないかもしれない。

TinyUrl Creator 1.0.5
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/126

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Tinypaste Uploader
http://tinypaste.com/extension/index.htm

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 Tiny系アドオン2つ。
 1つはURLを短縮化するTinyURLをFirefox上で生成するアドオン、もう1つは選択したテキストをTinyPasteというサイトにアップロードしてそれを参照するURLを生成するアドオン。
 両方ともTwitterやURL自動リンクがうまくいかない掲示板などで活用できる。TinyPasteはTwitterに入らないようなテキストや長いサイトテキスト(BPOとかBPOとか)の一部をTwitterで引用したいときに便利。

Favicon Picker 3 0.4.0.5
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/7849

image 

 ブックマークのFaviconを任意の画像に置き換えることができるアドオン。対応形式はjpg/ gif/ png/ bmpなどとなっている。
 ブックマークのプロパティ欄に「Icon:」ができているので、Browseで画像を選んでやればよし(戻すときはblank)
 これをうまく使うとラベルのないFaviconだけでブックマークツールバーを埋めることができて小さな画面ではかなり有効な手段になる。
 ただこれはFirefoxプロファイルの外側を参照するようなので、再インストールやPortableで利用する場合は参照できる位置にないとまずいようだ。(使いたいので調査中)
 一応、普通にインストールした場合の格納フォルダのパスは以下の通り
 C:\Documents and Settings\User名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.Profile名\extensions\{446c03e0-2c35-11db-a98b-0800200c9a67}

Shortcut Toolbar 1.2
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2103

image 
 ツールバーに「ショートカットツールバー」を追加するアドオン。
 ランチャー感覚でアプリを置いてもいいし、保存したファイルなどのフォルダを置くこともできる。
 ラベルやテキストのオンオフや、短縮、ファイルやフォルダをエクスプローラではなくタブ内で開くこともできる。
 でも残念なことに今のバージョンは日本語を含むパス(画像では「ネット収集」がそれだった)は通らないので今後の対応待ち。

 こんな感じで。

Firefox3.0.1到来による「Tab Mix Plus」使用不能を全力で回避する方法のメモ

① まずは開発版配布ページに行って最新版(tab_mix_plus-0.3.6.1.080416.xpi)を「名前をつけてリンク先を保存」する

② 保存したtab_mix_plus-0.3.6.1.080416.xpiをzip形式で開く
 (拡張子を.zipにして解凍。Lhaplusは右クリックからそのまま解凍できた)

20080717180426 
開いたところ

③ install.rdfをテキストエディタに流し込む(TerapadとSakuraでしかやってない)
 そして以下を編集(8行目だけ)

  <RDF:Description RDF:about="rdf:#$Otko01"
em:id="{ec8030f7-c20a-464f-9b0e-13a3a9e97384}"
em:minVersion="1.0"
em:maxVersion="3.0" />

 ↓

  <RDF:Description RDF:about="rdf:#$Otko01"
em:id="{ec8030f7-c20a-464f-9b0e-13a3a9e97384}"
em:minVersion="1.0"
em:maxVersion="3.0.1" />

④ 修正したinstall.rdfと上記の4つのファイルを選択してzipで1つのファイルに圧縮する。
 ※ 注意 解凍したフォルダ(この場合はたぶん「tab_mix_plus-0.3.6.1.080416」)を圧縮しないこと。

⑤ できたzipファイルの拡張子を.jar(当時は間違えてしまったが.xpiに戻したほうがいいよね)に書き換えて起動したFirefoxの「アドオン」ウィンドウの中に流し込む。

⑥ 通常のアドオンインストールが始まるのでそのままインストール。

20080717181411

 ということで3.0.1でも使用可能(もともと3.0でも正式版じゃない)になるのでした。
 Firefoxをアップデートするのは、この作業の後でも前でもいいはず(今回はアップデートしてからの作業)
 バージョンが合わなくてもインストールできちゃうアドオン「Nightly Tester Tools 2.0.2」ってのもあるんだけど、これ使っちゃうと他のアドオンにまで影響しちゃうので、個人的には使ってないです。よっぽどほしいものでない限り「対応まだぁ?」と茶碗をチンチン鳴らして待ってましょう。

 ※ 追記 MakeLinkも死んでました……。
 ※ 追記 Firefox 3.0.1 リリースによると"3.0.*"という記述ならば3.1(shiretoko)までは大丈夫っぽいです。チェック的にですが。

EeePC向けのFirefoxセッティングをしてみた。

① 内蔵SSDにはインストールしない。
 使うもの:Portable Firefox 3.0/2.0.0.15 日本語版 
http://cowscorpion.com/Browser/PortableFirefox.html

 EeePCにおいてはできる限り内蔵SSDにアプリケーションをインストールしない方がいいと思うので、USBで起動できるものはできるだけUSB版を使う。
 ダウンロード先なども同じUSBメモリ内かSDカードにしておくのがベター。
 フラッシュメモリ起動という点ではUSBではなくSDカードにインストールして挿しっぱなしにしておくのもアリかと、どちらも単純にSSD容量を維持できるだけでなく、一旦抜いて作業のしやすい環境でメンテナンスができるのも利点。
 内蔵SSDに対するデメリットとしてはデフォルトがIEになったままなのと、USBメモリの速度次第で起動時間にかなり差があること。幸い内蔵SSDはモジュールらしいので交換パーツが出るようになったらインストールしてもいいかなと思ってる。

 ※ おまけ Opera@USB 9.51 http://cowscorpion.com/Browser/Opera@USB.html Opera派用。というか併用してる。

② 画面を広く使えるテーマを使う
 使うもの:Classic Compact 3.0.9 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/3699

 Web閲覧の際、EeePCが最初に突き当たるのはブラウザの表示領域の狭さ。特にツールバーやステータスバーなどで縦にドットを食うとワイド液晶ではかなり狭苦しい思いをすることになる。
 ということで、テーマを変更してこれをなんとか縮めたいわけだが基本的にツールバーなどの高さは決まっているらしく「小さいアイコンを使う」でもなかなか縮まらない。そんな中で見つけたのが今回の「Classic Compact 3.0.9」 紹介ページからもわかる通り「細さ」をウリにしていてできる限り画面を広く使いたい人向け。まぁ本当に広く使いたい人はF11で全画面表示だと思うけど。

 image
左:デフォルト(小) 右:Classic Compact 3.0.9(小)
縦解像度はどちらも600px

 あと メニューバーのカスタマイズで

 メニューバー メニュー類(デフォ)+アドレスバー+検索バー
 ナビゲーションツールバー ナビゲーションボタン類(デフォ)+ツールバーボタン(デフォ)+ブックマークツールバー

 と配置しなおすと3本だったバーのうちブックマークツールバーを消すことができる(上の画像ではすでにそうしてある)。場合によってはTabMixPluxでタブバーを消すのもアリ。タブの選択はCtrl+Tab(9個以内なら数字キーで指定)で可能。
 【参考】Firefoxをマウスなしで使い倒す http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0801/21/news099.html

③ アドオンを入れる
 使うもの:GMarks 0.9.9 
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2888
 使うもの:Google ノートブック Firefox 拡張機能のダウンロード http://www.google.com/notebook/download

 ブックマークやクリップデータの共有と原則としてSSDには保存しないという観点からGoogle絡みのサービスはフルに利用したい。
 ブラウザのホームページとしてのiGoogleやプリインストールされたStarOfficeの保存先としてGoogleドキュメント、RSSビューワ&iGoogleと連動できるGoogleReaderなど使えるものは山ほどある(別に他のサービス使ってもいいけど)
 ただネットワークストレージだけはまだ存在しないのでMicrosoftSkyDrive(5GB)やEeePCユーザのみが使えるEeeStorage(20GB)を利用。EeeStorageはエクスプローラと連動してほぼマウントしたのと同じ使用感なのだけれど、SkyDriveよりはかなり遅い印象。10MB超えるとキツいかも。

 使うもの:Personal Menu 4.1pre https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/3895
 使うもの:Menu Editor 1.2.6 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/710

 ②の方針でアドレスバーと検索バーをメニューバーに移動した上でGmarksなどが配置されると2つの枠がかなり圧迫されてしまうので、これを利用していくつかを非表示orツールバーに移動&コンテキストメニューのスリム化を図る。

image 
上:使用前 下:使用後
非表示にした機能は右隅でまとめることができる。カスタマイズも可。

 ※ ツールバーを活用する意味では Toolbar Buttons 0.5.0.5 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2377 も便利。

 使うもの:Web Developer 1.1.6 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/60

 普通に使用しているときには不要だけど今回のように別のマシンで起動してキャプチャを撮る場合や、メンテナンス後にEeePCでの表示確認をするために行う「リサイズ」機能のために使用。

20080715153734 
EeePCの解像度1024×600のための設定。「Resize the viewport」はチェ
クしないこと。

 あとはお好みのアドオンを放り込んで終了。自分はTabMixPlus、ImageToolbar、BatchDownload、Resizeable Textareaなど。

「TAGIRIツールバー」が「Mitterツールバー」になりました。

Mitter ツールバー
http://static.mitter.jp/toolbar/welcome/firefox/update.html

image

 以前から追加された機能としては、

 1.YouTube  ニコニコ動画 Google Video AmebaVision Dailymotionに加えて、SeesmicVeohVimeo に対応。
 なんかVeohあたりはすごいと聞いた。
 2.動画のMitterへの登録方法が変更。
 TAGIRIツールバーでは「M」のアイコンで登録を選べたが、Mitterツールバーは
  ・ブックマークレットを使う
  ・該当動画付近に出てくる「Mitter」アイコンをクリック。位置は……

ニコニコ動画の場合。ページ右上
20080714232132
YouTubeの場合。 動画ウィンドウ右下。
20080714232344
Google Videoの場合。ページ左上。検索ウインドウの隣
20080714232629
AmebaVisionの場合。動画ウインドウ右下
20080714232808
Dailymotionの場合。タイトルの右端。
20080714233015
Seesmicの場合。ページ右上。
20080714233729
Veohの場合。動画ウィンドウ右下。
20080714233909
Vimeoの場合。ページ右上あたり
 20080714234844

 の2通り。できればツールバーにも残しておいてほしかったんだけど。
 あとはMitter自体の改良でタグ打ちやコメントがかなり楽になりました。でも最近なんか履歴が追えていない気がするんだよなぁ。気のせいかなぁ。

ScribeFire Blog EditorでいろんなBlogを設定してみた。ウェブリブログ編

ここまでのあらまし

ScribeFire Blog EditorでいろんなBlogを設定してみた。Blogger/Tumber.編
http://f-square.spaces.live.com/blog/cns!222D81D53F5C6013!1201.entry
ScribeFire Blog EditorでいろんなBlogを設定してみた。Windows Live Blog編
http://f-square.spaces.live.com/blog/cns!222D81D53F5C6013!1184.entry

 いよいよ残す手元のBlogもあと一つ。Biglobeのウェブリブログなわけで。
 もちろん日本のサービスなので対応リストには入っていない

Screenshot-ScribeFireアカウント設定ウィザード-15
Screenshot-ScribeFireアカウント設定ウィザード-16 
案の定対応してくれない図。

 けど、WindowsLiveWriterでも更新できるので何かしらオープンなAPIを使ってるはず、というわけで調べたら簡単だった。

BIGLOBEの「ウェブリブログ」、API公開など機能強化
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/31/19013.html

 ブログAPIとしては、記事の投稿、削除、編集が可能なXML-RPC(metaWeblog / blogger API準拠)を公開する。仕様の詳細は、ログイン後に管理ページの「オプション画面」で確認できる。

 んなわけで、「オプション画面」を見にいく。

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管理画面。問題のAPIは「設定」→「オプション」ページの左下。
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赤部分のURLが今回のキーポイント。

 必要な要素は手に入ったので、ここからScribeFireの設定開始。
 ① 今回はURLではなく「手動で設定する」をクリック

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 ② 「使用しているブログサービス」はMetaWeblog API 「ブログAPIのURL」は先ほどの「API呼び出しのエンドポイントのURL」を入力

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 ③ あとは普通にBlogのユーザーネーム(ID)とパスワードを設定して……

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 登録完了。書き込みテストもクリアしたけど、やっぱり画像はアップロードできない罠。
 たぶん今回の一番使える応用編だと思うのでScribeFire使ってみたい人はどうぞ。

 繰り返しますが、今回のスクリーンショットはすべてUbuntu上で行っております(記事そのものの更新はWriterなのでWindowsXPですが)
 ScribeFireも完璧ではないので非Windows環境でのBlog更新で他にいいものあったら教えてください。